夏越の祓の茅の輪くぐり
産土神社鑑定の真友花です。
6月も、早くも中旬
6月といえば、夏越の祓。
すでに茅の輪が設置されている神社もでてきました。
上賀茂神社は6/10〜のようです。
https://www.kamigamojinja.jp/202406012059/
伏見稲荷大社の茅の輪は、
8の字にまわれないんですよね。
これがやりたい。
茅の輪(ちのわ)は、正月から六月までの半年間の罪穢を祓う夏越しの大祓に使用され、それをくぐることにより、疫病や罪穢が祓われるといわれています。
くぐり方は水無月の夏越しの祓する人は
ちとせの命のぶというなり
という古歌を唱えつつ、
左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。
↑上御霊神社の説明には祓い給へ清め給へ守り給へ幸へ給へとあります。祓い詞だから、こちらでもOKでしょう。
茅の輪の起源については、善行をした蘇民将来が武塔神(素盞鳴尊)から
「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」
といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。(神社と神道より)
6月30日に夏越の大祓式を執り行う神社も多いです。
茅の輪も本来は6月晦日にくぐるものですが、少し早目に境内参道に設置されています。
近年はコロナの影響で、分散参拝のため、7月上旬まで設置している神社もあります。
また、下鴨神社のように、立秋(8月上旬)を晦日として、7月下旬から茅の輪を設置する神社もあります。
ご縁のある神社で見かけたら、今年前半の穢れを祓い、スッキリと後半戦に挑みましょう。
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