9月・10月の開運カレンダー
9月 長月 七赤金星
9月は7日「白露」でスタートします。
残暑はまだまだ厳しいですが、暑さ寒さも彼岸まで、というように、半ばを過ぎるころには朝夕に涼気を感じることができるといいですね。
8月の月干支は壬申でしたが9月は癸酉。「壬=陽の水」。「癸=陰の水」。いずれにしても水の象意が現れる2カ月です。
そもそもこの時期は台風の季節ですが、残暑が続き、まだまだ雨も多そうな予感がします。
そんな水の象意をあらわす「壬・癸」は、知識・思想・芸術性・混沌・情・母性・集団意識・・・などを意味し、サイクル的には終わりと始まりへ切り替わります。
水の干の2カ月を経て、10月は新たなスタート「甲」の月になり、推命学にはそこから10カ月をイメージした種まきの月となります。
占星学的にも11月にはいよいよ水瓶座に冥王星が移動することも重なり、この秋は大きな変化が具体化してきたり、決心がついたり、皆さんの気持ちの面でも切り替わりも起きそうですよ。
また、「もう準備はいいですか?」と言われているような氣さえします。
ところで、開運カレンダー暦の中に出てくる謎の言葉・・・
今回は、下段の「母倉・大明・神吉・・・・」についての解説を少々。
この下段に示される言葉「大明、母倉…..」は、古くから庶民の生活の指針として記されてきましたが、実は明治の改暦時には全廃されたようです。しかし、古典や江戸時代の草紙類には用語としても使われているので、現在でも掲載されていることが多いのです。
暦で吉凶入り混じりすぎて、何だかわからない時、ここを見るのも1つ。
引っ越し、旅行などで「大明、よろずよし」などを選ぶのも安心です。
<吉日>
大明(太陽の光が照らす意味)
天恩(天から下界へ恩恵がある)
母倉(万物を育成する)
月とく(その月の福を司る)
よろづよし・百事吉(大吉日ですべての行事に用いて良い)
神吉(神事祭礼に良い)
※その他、凶日も多くありますがカレンダーには掲載してません。あ、黒日だけ⚫︎で記しています。この黒日は、葬式以外は大悪日とされていてきています。
さて、9月は色々と行事もあります♪
9日の重陽の節句
17日の十五夜🌕
19~25日のお彼岸
重陽の節句
こちらはあまり聞きなれない方も多いのでは?と思いますが・・・
古来中国では、奇数は縁起が良い「陽数」、偶数は縁起の悪い「陰数」と考えられていて、陽数の最大値である「9」が重なる9月9日を「重陽」と呼び 、節句の一つとされてきました。別名「菊の節句」「栗の節句」とも呼ばれ、菊酒を飲んだり、栗ご飯を食べたりして無病息災や長寿を願う行事となっています。
菊は、古来中国からすぐれた薬効をもつ植物とされ、「菊水伝説」という不老長寿のお話があるほど、菊を浮かべたお酒を飲むと長寿になると言われてきました。
食用菊をお酒に浮かべて香りを移し、楽しみながらいただくものです。
9日には菊を浮かべたお酒をたしなんだり、栗ご飯を食べよう~~って決めておくと、季節の味わいを楽しむことが出来ますので、私は日々のメニューに行事食を取り入れるようにしています(#^.^#)
栗は「勝ち栗」と呼ばれ、勝負運をアップさせる縁起の良い食べ物と言われてきましたので、ここでも運氣アップできそうですね!黄色は金運アップと繁栄の色でもありますし、色を楽しみながら身体に摂り入れるのはとっても良いと思います。
十五夜
1年で最も美しいといわれる「中秋の名月」を見ながら、収穫などに感謝をする行事です。
私はこの月が本当に大好きで🌕いつもうっとり見とれています💓
この月を見ながら、いろいろな感情を思い出したり、水気質を存分に発揮して味わっています笑。
~ススキと団子~
ススキは月の神様の依り代と考えられています。
また、ススキの鋭い切り口が魔除けになるとされているため、お月見の後、軒先にススキを吊るす風習もあります。
飾り方はススキのみ、または、秋の草花と一緒に花瓶に生けて供えます。
丸い月見団子は、満月に見立てたものです。米を主食とし米文化が根付いている日本の行事には、餅や団子が欠かせません。月見団子を供えて作物の収穫に感謝し、これから実るものに対しては豊作を祈願する習わしがもとになっています。
お供えする際は、皿に白い紙を敷き、十五夜にちなんで15個(または5個)を盛ります。
私も9月はインテリアの一つとして、花瓶にススキを飾り、季節を感じます🌟一五夜には「お団子食べれる~」ってこの日を楽しみにお団子を頂きます💓
お彼岸
日本の仏教では、「此岸(しがん)」と「彼岸(ひがん)」という概念があります。
此岸(しがん)…こちら岸。欲や煩悩にまみれた世界(この世)
彼岸(ひがん)…向こう岸。仏の住むお浄土の世界(悟りの世界、あの世)
※この此岸と彼岸の間に流れる川のことを「三途の川(さんずのかわ)」と呼び、お彼岸の時期に仏教修行を行うことで、悟りの境地である浄土の世界(=彼岸)に至ることができる」という思想が生まれたそうです。。
彼岸はちょうど春分と秋分にあたり、昼夜がほぼ同じ長さになることから、1年の中でこの世と浄土との距離が最も近くなり、思いが通じやすくなる時と考えられているそうです。
お彼岸のお供えとして定番なのは
【季節の花、ぼた餅・おはぎ、彼岸団子、季節の果物、故人様が好きだった食べ物、精進料理】など。
私的には、お彼岸に「おはぎ」は欠かせません。
実は小豆は邪気を祓う「最強なスピリチュアルフード」
小豆を小袋に入れて持ち歩くと魔除けになる効果も。
心が不安定な時は、身に付けたりそばに置いておくと安心です。
日本の行事食や節目、また神聖な場にも小豆は欠かせませんよね。
小豆は塩・米・酒と同じく、神聖でなおかつ「邪気を祓う・魔除け」の意味が大きいのです。
古来中国では「解毒剤」として漢方に使われていたとも。栄養的にもデトックス効果が高い食品です。
そもそも陰に偏りやすい女性には、とっても嬉しい効能もたくさん!
小豆を茹でてみたり、お赤飯を作ってみてください。
意外と簡単です!
蒸しあがる小豆の蒸気の香りも、場の浄化力を発揮してくれる氣がしますよ(*'▽')
食べることには一生懸命になってしまう私ですが・・・(*^^*)
こんな風に季節や行事食を通して、旬を味わったり、ちょっと手間でも作ったり、食品の素材を大切にしたりしていると、無添加のものが増え、自然と体に良いものを摂取していくことになりますよね。
食べることは身体にダイレクトなエネルギーを与えることです。
そんな食べる事が大好きな、家庭科の先生歴もある私は
食品を感じながら占うオラクルカードを制作販売しています(*‘∀‘)
可愛いですよ💕
MAYU.spirit公式ラインはこちらです🌸
最後までお読みくださりありがとうございました(*'▽')
眞唯
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