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「今」に集中すると、楽になってきます

「今に集中する」と良いといいますが、どういうふうに良いのでしょうか。

普通に生活していると、「今」を意識することは、あまりないです。

過去の出来事、今日の予定、これからすること、迷っていること、明日の仕事。

気がつけば、あれこれ、モヤモヤと考えています。

過去のミスを思い返したり、ありもしない先の心配をすることもあります。

「今に集中する」とは、

「今この瞬間」 に目を向けること。

「今していること」だけに意識を向けること。

となります。


仏教には
「今の瞬間をしっかり生きる」
という教えがあります。

少しわかりづらいです。

「今を意識する」とは、自分が今、やっていることに気づくことです。

例えば、食べ物を食べているときは
味わう。

仕事をしているときは、目の前の仕事をこなす。

音楽を聞いているときは、その音を聴く。

車を運転しているときは、安全に走行する。

掃除をしているときは、きれいにする。

人と話しているときは、相手との会話を大事にする。

疲れてきたら「疲れているな」と思う。

他のことを考えず、
「心ここにあらず」の状態にならないようにします。


今、していること、
今、見えているもの
今、聞こえているもの
に、意識を向けます。


現在は.、パソコンやスマホからの情報や刺激が多すぎて、いろいろなものを見すぎます。

そして目から疲労して、心まで疲れてしまいます。

疲れたなーと思ったら、少しの間でいいから、目を閉じてゆっくり呼吸すると楽になります。

「瞑想」とまでいかなくても、
ほんの5~6秒、目を閉じて息を吐きます。
少し心が休まります。

呼吸することは、「今」を意識することに繋がります。


「今この瞬間、瞬間」

に集中するようにすれば、
次第に周囲の状況に、惑わされなくなります。

自分を「俯瞰」して見れるようになってきます。

もし人から気になることを言われても、
「今、気にしているな」
「今、怒っているな」
と、感じます。

楽しいときは
「今、楽しんでいるな」
「今、喜んでいるな」
と、感じるようになります。

自分の内面が見えてきます。

なんとなく落ち着いて、不安を感じにくくなります。

気分が良くなり、楽になってきます。

はっと良いアイデアが浮かんだり、
ひらめいたり。
直感が来たりします。

少しずつ本来の自分になって、心が穏やかになります。

一日の時間のうち、
「今に集中する」
「今を意識する」時間を、
だんだんと増やしていけば、悩みや迷いが軽くなっていくと思います。




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