不登校新聞代表・石井志昂さんの講演で、5年経った不登校を振り返れました。

親のためのオンラインサロン
『不登校の先にあるもの』主催

不登校新聞代表 石井志昂さんの
YouTube限定講演会を聞きました。


①登校しぶりには『生返事』

「学校行きたくない」と子どもが言ってきて
『なんて返そう…』となったとき。

石井さんは「あー」と生返事がいいと。
肯定も否定もしない返し方。

どう言えば学校へ行く気持ちになるのか考え
声掛けの内容を変えたり声のトーンを変えたり

それを続けても現状変わらないと見えると
次は「行かなくていいよ」

安心させなきゃとなりました。


家族はあなたの決めたのを受け入れてるよ。

それを伝えるのが息子自ら前に進める。
動くのが良しとして
その為の一歩が「行かなくていい」としてた。

そして、いつ動き出すだろうと見張ってた。

「学校へ行く」という行動への肯定と否定の
どっちもやって、様子をみてたんよね。



振り返ると全てダメだったとは思わなくなったけど、どっちの声掛けも負担は大きかったな。

たぶん、息子にとっても。



生返事は一番してはいけない反応と思ってた。

どっちつかずにするのは怖さが出てくる。

こちらが曖昧な対応したら、
もっと子どもは混乱するんじゃないか。

自分はどうしたいかを
気づかせるのが親の役目だと思ってね。

中学の頃、
『生返事で十分よ』って知ってたら
親子ともに心身のしんどさが違ってたかもしれない。

そんな振り返りの時間となりました。

1時間があっという間に終わり
笑いながら見てました。

たくさんの方に見ていただきたいです。


②『雑談』が大事

息子との雑談はスルーしてました笑
聞いてはいても頭に残ってない。

スルーも大事です。
何もかも聞いてられないもん。

雑談の中にひょっこり
ハッと気づかされるものがあったと
最近ようやくきこえてくるようになりました。


なぜスルーしてたかと言うと
じっくり話をきく時間をたくさん作って、
時間を設けるのが大事として
そこにばかり、気を持っていってた。

そして
その時間の息子の言葉や反応で
私は「そうなんだ」と捉えてました。

思ってるのを言葉に言えないんだって。

その時間も大事だけども
雑談に紛れ込んでるんだと気づかず過ごしてたんよね。


最近は雑談の答え合わせをしてきます笑

覚えてなかったら怒ってきますよ。
本気でないやつですが。

怒らすのが悪いんじゃなくて
「あ、それを覚えてほしかったんや」と思え
息子にとっての大事なものと
自分の思ってたのの違いがあると気づけたのが大きい。

気づけても学習してない自分がいますが。

布団に篭ってた時期から雑談してくるまで
とっても長く感じて悶々と何か言わなきゃで
頭がグルグルでした。

雑談が日常に始まると
家族会議の時間の怖さが減ってきた。

家族会議をしても
それが全てではなくて
その時間はきっかけに過ぎないとなれました。




石井さんのお話で感じたのは
子どもにとってのお話でしたが
子どもにとってと思ってやってきたものが
いつか自分や家族にとってになってくんじゃないか。

不登校に関係なく子育てで行き詰まったとき
見返したい動画です。

『生返事』と『雑談』で書きましたが
それ以外のお話もたくさんあります。


公式LINEにご登録でアーカイブ視聴できます。
サロンのガイドの皆さんのお話も読めますよ。


③初めての昼夜逆転

不登校5年目にして昼夜逆転始まった。
まさかの、来るんだと言うのと
すぐ戻るよねって、
最初は他人事になってました。

日にちが過ぎてくると
何時に寝たのか、何時に起きるのか。

これまでお昼に起きても気にしなかったのが
気配を気にしてる自分が出てきた。

『気にしてる』となると

何が嫌なんだろうとなり、すると、
自分が熟睡できないのが嫌で
それを何とかしたいになりました。

夜中でも日中と変わらず
トイレの開け閉めの音が大きくて
ビクッと起きる。

「トイレのドアはゆっくり閉めて音を静かにしてほしい」

伝えると何も言わず
『分かったよ』と思ってるような表情になり
「分かってる?」と聞き返そうになったがやめた。

次の日から、音は小さくなりました。
嬉しかった。

これまでだったら
「トイレ行ったらあかんの!」

何を言っても否定されたと捉えられ
何て言おうか考え
言わないでおこうとなった時もある。


音が小さくなっても気配で起きちゃいます。

それでも、言わずに我慢するのではなく
起きてるのは構わないけど直してほしいものを
伝えるのが、自分の心の安定になる。

息子にこちらの気持ちもあるのを
知ってほしかったんですね。


昼夜逆転になり2ヶ月
夜中2時ごろ寝て朝起きる日もあれば
昨日は朝方までゴソゴソしてた。

『まーいいや』とはならないが
どう思っても、そうにしかならない。

そのタイミングで石井さんの講演が聞けました。
ありがとうございます。

睡眠不足は堪える。
気にしなく寝れたら万万歳ですね。










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