18歳から視覚支援はじめます①〜母子分離〜

お久しぶりの投稿です。

知的自閉症の息子が成人しました。

中1の不登校から6年のお家生活ののち
この春就労移行支援事業所に行き始めました。

近々就労継続支援B型に通所が決まり
行動としての変化を感じてます。

その中で母子分離が曖昧なわが家にとって
私が困ったになりました。

そんなお話です。

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2歳から視覚支援のある療育に通ってました。

「お家でもできそうならやってみてください」と
当時は支援グッズは少なく、しかも高い。

自作してるお母さんもいて凄いなと思っても
ヤル気が起きるのに時間が掛かった。

少し作ってみよと貼ってみた。
全部剥がされ、一回でやめました。

小学生になり教科書にフリガナ書いたらすぐ消し
シールで分かりやすくしても嫌がり
息子は視覚支援が合わないんや、
これ以上はしないと決めました。

今になると、
私が視覚支援に拒否反応を起こしてたと気づいた。


そんな中、中学のころ一度だけ成功体験があって
オンラインを始めると何も言わず部屋に入ってくる息子。

こちらの様子を気に留めず話しかける。
前もって説明しても変わらず入ってくる。

ドアに貼り紙で息子にしてほしい事を書いた。
○時から部屋に入ってOK。
お昼ご飯は○時から。

口頭で伝えるだけでなく目からも見通しを入れる。

そうしたらいいのはわかってた。
私がアクションを起こせなかった。



親子でしんどくて、
どうしたらいいか方法が分かっても
行動できない時ってあるよね。

相談し話を聞いてもらい動けました。


最初は紙を剥がし丸めて投げてきた。
怒りながら部屋に入ってくる。

今まで部屋に入っていけたのが
ダメだよと言われたように感じたんだろう。

前より状況悪くなったように思いながら

何度も何度もそれを繰り返してたのが
ある日突然部屋に入らなくなった。
しかもOKな時間ちょうどに入ってくる。

この日以降、入ってくるのはなくなりました。

これがきっかけで他の場面でも、
こちらを気に掛け行動するようになった。

嬉しかった。



嬉しかったのに、できると分かったのに
他にも視覚支援必要だなと感じるとこがあるのに
それ以上はしませんでした。

紙を投げてきた日々が、
これいつまで続くんやろとなった気持ちが、
やっぱり視覚支援は苦痛を伴うと思ったんですよね。

子どもが困ってるから親が勉強し対応するって
簡単ではないです。

親の気持ちがどこかにいっちゃう。

子どもが大きくなり成人に向かっていくと
視覚支援は大事とヒシヒシと伝わってきます。

私がしたいからするになれました。
もし息子が興味もったらラッキーです。

つづく。

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