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京都ライター塾3回目、企画のたて方を学ぶ。

先日、京都ライター塾の3回目に参加した。(全6回)
京都ライター塾とは、フリーライター歴17年の江角悠子さんが主宰されている、「ライターになって幸せになる」ことをゴールにつくられているライター塾だ。
3回目のテーマは、「企画のたて方」について。
今回の講座は、自分の好きなことで仕事をするために、欠かせないものだった。


はじめての課題の添削

企画について具体的な内容に入る前に、前回の講義後に提出した課題の添削を受けた。はじめに江角さんより、「添削はよりよい文章にするためにある」と説明があった。江角さん自身、以前は添削を受けると人格を否定されている感覚があったそうだ。
原稿は自分の作品と思いがちだが、商標ライターにとって、原稿は読者のためのものであり、自分がどう表現したいかはどうでもいいと言われていた。
これらの説明で、添削を受けても自分が傷つく必要はないと納得した。しかし一人一人添削を受けている間は、自分の順番がくるまで、とても緊張した。添削を受けるのが初めてだったこともあったと思う。けれども、事前の説明があったことや、江角さんの伝え方が相手を尊重した伝え方だったこともあり、実際に心が傷つくことはなく、新たな学びがあった。
決められた文字数の中で、いかに読者に考えさせずに、わかりやすく、読みやすくするか。親切、丁寧に文章を作ることが大切であることがわかった。


どこに企画提案するか

添削の後は、企画について具体的な内容に入っていった。
どんな媒体も企画で悩んでいるため、ライターが企画を立てて、持ち込むことは、媒体にとって嬉しいことだそうだ。
また、自分で企画を立てると、自分が書きたいことを書きながら、原稿料をもらえる。まさに自分の好きなことで仕事ができるということだ。

自分はどんな記事を書きたいのか知るために自己分析を行い、自分の書きたい媒体や自分と合いそうな媒体を調べていく。書きたいテーマであることも大切だが、自分のテンションと合うかということも重要と言われていた。自分が落ち着いた文章が得意であった場合、テンションが高い文章を必要としている媒体だと、書きにくくなる。
いろいろな視点で、自分と合う媒体を探す必要があることがわかった。


企画の立て方

次は、実際に企画の立て方についての説明だ。
自分が書きたいテーマ、読者が読みたいもの、まだ媒体で書かれていないこと。
これらが重なる部分を見つけていく。
自分が書きたいテーマとは、自分がハマっていること、自分が悩んでいること、自分が会いたい人、その人に何を聞きたいのかなど、自分の興味のあることをあげていく。
同じようなものをあつかった記事でも、切り口を変えることで別の記事になる。
ひとつのテーマを掘り下げていくことで、今までにない企画となるのだ。


感想

企画を立てるとは、私にとって経験がないことで、講座が終わった今でも自分に企画が立てられるのかと戸惑いがある。しかし企画を立てられるライターになると、自分が好きな記事や得意な記事を書けるようになるため、楽しく幸せに働くために必要なことであると思った。
また企画を立てるために、自己分析することや、一つのテーマを深めること、見方を変えることは、ライターだけではなく、様々なことにも応用がきくことであるのではと感じた。
江角さんのSNSの発信でも、「企画力を鍛えると、ライターの仕事も獲得できる上に、自分の人生も企画して実現していける」という内容があった。
自分の人生を豊かにしていくために、企画を立てることに慣れていきたい。


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