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どきどきのカリーニングラード入国(2023年9月7日)
こんにちは、車でユーラシア大陸を横断してアフリカを目指しているまよりこです。
【これまでの経路】日本🇯🇵→韓国🇰🇷→カザフスタン🇰🇿→ウズベキスタン🇺🇿→カザフスタン🇰🇿→アゼルバイジャン🇦🇿→ジョージア🇬🇪→アルメニア🇦🇲→ジョージア🇬🇪→トルコ🇹🇷→ブルガリア🇧🇬 →セルビア🇷🇸→コソボ🇽🇰→アルバニア🇦🇱→モンテネグロ🇲🇪→クロアチア🇭🇷→ボスニア・ヘルツェゴビナ🇧🇦→クロアチア🇭🇷→スロベニア🇸🇮→ハンガリー🇭🇺→スロバキア🇸🇰→オーストリア🇦🇹→ドイツ🇩🇪→チェコ🇨🇿→ポーランド🇵🇱→ロシア🇷🇺
2023/9/7 Braniewo, Poland→Kalliningrad, Rusia
今日は夫の知人のいるカリーニングラードに向かいます。
この時世なので、私にとってはとても緊張感のあるロシア入国です。
朝国境に向かう途中、ポーランド側で女性警察官2人に車を止められます。
どこに行くのか?なぜ行くのか?これまで来た国は?などかなりしつこく聞かれ、30分も足止めされてしまいました。
戦争で国境の警備もかなり厳しく行っているよう。
国境に行くと、ほとんど列がないくらい車が少ない。
でもロシア、ポーランドナンバーだけでなく、ドイツナンバーの車なども結構いる。
エアコンをふと見るとハイアール製だったので、なんだかロシアに来た感。
出国入国ともに、取り調べはきつくなくてあっさり。
車の荷物も全部出さずに済んだし、しつこい質問などもなかった。
ところが、ロシアの入国ゲートを私たちの車が出ようとした瞬間!
サイレンが鳴り響いて、軍人がゲートを閉めてしまいます。
何事?と思っていると、イミグレに戻れと言われる。
何かやばいやつ???どきどきで車を戻すと、書類でチェックし忘れたことがあるのでもう一度見たいだけとのこと。
よかった。。。サイレン怖すぎました。
無事ロシアに入国すると、なんだか一気に平和な田舎の野原に来た感じに。
お花畑が一面広がっていて、なんだか落ち着きます。
ガソリンの値段を見てみると、85-90円前後!
これまでの三分の一です。。。助かります(泣)
カリーニングラードまでは1時間もかからず、かなり小さい土地であることを改めて実感します。
町に入ると、志願兵を募るポスターなどが見られてドキりとせずにはいられません。
町はこじんまりとしていて、旧ソ連時代のぼろぼろの路面電車は趣があって可愛い。
プロイセン時代のドイツ風の建物も見えてくる。
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車を止めて、少しお散歩してみます。
びっくりしたのが、中心街は観光客でかなりにぎわっていたこと。
おそらくロシア本土からの観光客のよう。
町はヨーロッパの夏の雰囲気が漂っていて、川沿いのおしゃれなレストランには夏を楽しむ人々が笑い声をあげていて、平和すぎるくらい平和。
戦争中ということもあって事前に現地の様子など色々聞いていたものの、思っていたイメージと違いすぎて驚きを隠せなかった。
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ロシアはいちおう国境で色々言われたりする可能性もあるので、私は少なくともホステルに泊まってくれと言われたので、寝床を探さなければいけません。
ロシアのホステルは、経済制裁もあってVISAやマスターカードを使って予約することができなかったので、目星をつけたホステルに行ってみました。
聞いてみると今日は満室だそう。
SIMカードがないので、フロントの人に、他のホステル3つくらいに電話してもらったけど、どこも満室という。
観光客なんてほとんどいないと思っていたので、予想外でした。。。
途方に暮れていると、共用ルームにいたロシア語しか話せないゲストのおばさんが、私このあとチェックアウトすることにしたからベッド1つだけど泊まっていいわよ、と言ってくれました。
良かった。。。
宿の人に聞いてみるとカリーニングラードは夜も全然安全というので、夫はホステルの裏の駐車場に車中泊することに。
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宿を確保して安心したところで、Kさんと待ち合わせて合流します。
とっても気さくで親切な方でした。
(この後4日間めちゃくちゃお世話になることに)
お腹がすいていたので、ロシア料理などが食べられるカフェテリア的な食堂に連れて行ってもらいました。指さしで頼むスタイルで、スープや、お肉、ビーツのサラダなどを頼みましたが、どれも美味しい。
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この後、夫はこの日に向けて崩していた体調をがんばって回復させてきたので、お酒解禁デーのお祝いに盛大に飲みに行きます。
なんといっても、ロシアは物価が天国のように安いので。。。
カリーニングラードにも意外と旧ソ連圏の中央アジアからの移民が住んでいるようで、懐かしのシャシリクを食べれるお店に。
ジューシーなシャシリクをおつまみに、ビールを飲んで。。。最高すぎる。。。
普段はビールがあまり飲めない私も、せっかくだからとビールを頼みました。
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3件目に、ビール専門店に連れて行ってもらいます。
壁にあるサーバーから、ペットボトルに入れる形式のお店。
中央アジアにもありましたが、Kさん曰くロシアはもっと安いらしい。
メニューを見てみると、500ミリリットルペットボトルで、70円前後とほぼタダじゃないの。。。
頼む前に試飲もさせてくれるのですが、試飲の量も150mlくらいあった気がして、太っ腹w
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飲みながら、Kさんからロシアのことや、ロシアでの暮らしのこと、彼のこれまでの冒険旅のことなど、色々お話を聞かせていただきました。
私にとっては初めてのロシア。
ロシアにぐっと引き込まれ、ロシアへの印象がガラッと変わった1日でした。
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