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異国での5日ぶりのシャワーが天国だった。水の有難みに感謝した日(2023年7月8日)

こんにちは、車でユーラシア大陸を横断してアフリカを目指しているまよりこです。

【これまでの経路】日本🇯🇵→韓国🇰🇷→カザフスタン🇰🇿→ウズベキスタン🇺🇿→カザフスタン🇰🇿

2023/7/8: Astana, Kazakhstan

オイル交換の予約まであと2日あるので、ゆったり過ごす。
アスタナで1日だけ宿に泊まろうと夫と話していたので、Hostel Nomad 4x4というゲストハウスに向かう。

Hostel Nomad 4x4。質素だけど地元の人も結構いて、満室だった

予約なしで行ったら空きがないと言われたので、駐車場で車中泊で、シャワーやトイレ、キッチン、洗濯だけ使わせてもらうことにした。

蒸し暑い車ではなく、そろそろベッドで寝たいと思っていたのでがっかりしたけど、それでもいい。なんだっていいの。

シャワーさえ浴びれれば。。。。。!!!!

女子にとってシャワーなし続きはつらい。覚悟していたけれどつらいよ。
持ってきた制汗シートで体をふいたり、ふき取り化粧水でスキンケアしたり、ドライシャンプーをしたりと、工夫はしているけど、やっぱり日本のお風呂や洗面台が恋しいよ。

世の中にはシャワーなんて浴びれない人もいる。
そんな中たった5日間、されど5日間。
今までどんなに汚い安宿に泊まっても、水でも良いからシャワーだけは浴びてきた。人生でこんなに水を体に浴びられなかったのは初めてだった。
シャワーがこんなにも有難いなんて。。。

シャワーグッズを車から取り出して、うっきうき気分で鼻歌を歌いながらシャワー室に向かう。シャワーをひねると、温かいお湯がちゃんと出た。
最高の気持ちだよ~

シャワーを浴びた瞬間、体中に衝撃が。
体に流れる水がこんなに心地いいなんて。。。

高級スパでマッサージを受けたような気分で、思わず目をつむって、幸せの深いため息。
シャンプーした瞬間はさらに幸せ。。。

シャワーから上がった私は生まれ変わった気分で、自分のすべてが清められた気持ちになった。
神社の参拝の際に手水で体を清める風習がある。小さい頃こんなもので清まるのかと疑問に思ったこともあったけど、それは水が当たり前のように毎日手に入る生活を送れているからだよね。
水は人を清めるというのは本当だよ。。。(遠い目)

もちろん、毎日宿に泊まるお金がないほど貧乏ではない。
そこまで我慢しなくてもシャワーは浴びられる。
けど夫がやりたかった車中泊に今回ジョインしてみるのも良い経験。
無理ない範囲でシャワーなしの日も楽しんでみようと思う。

水と言えば、飲料水も旅に出ると有難みがわかるものの一つ。
日本のように水道水が飲める国は少ないし、水を買うのもちりつもでお金がかかる(宿などで水が汲める時は有難く大量にもらっていくけち臭い私たち夫婦w)

将来、水が手に入らない世の中が本当に訪れたら、どうなるんだろう。考えたくもないよ。。。
水がある幸せをかみしめた午後でしたw


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