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エーゲ海のオアシススポットをトルコのガリポリ半島で見つけた(2023年8月2日)

こんにちは、車でユーラシア大陸を横断してアフリカを目指しているまよりこです。

【これまでの経路】日本🇯🇵→韓国🇰🇷→カザフスタン🇰🇿→ウズベキスタン🇺🇿→カザフスタン🇰🇿→アゼルバイジャン🇦🇿→ジョージア🇬🇪→アルメニア🇦🇲→ジョージア🇬🇪→トルコ🇹🇷

2023/8/2 Bademli, Turkey→Gallipoli Peninsula


昨日のベルガマでの素敵な夫婦との出会いを経て、今日は夫の希望で、第一次世界大戦の爪痕が残っているトルコエーゲ海沿いのガリポリ半島に向かいます。

XLサイズくらいのビッグマックセット(標準サイズ)で朝ごはんです。コーラ以外は完食してしまった自分の胃袋が恐ろしいです。何か月ぶりかのマックはおいしい

途中、トロイ/トロイアに立ち寄ります。
神話上の都市トロイ。
小さい頃、トロイの映画、見たなぁ。

残念ながらトロイの木馬のレプリカは修復中で見れませんでしたが、トロイ古代遺跡を観光。1998年にユネスコ世界文化遺産に登録されたそう。

トロイ戦争の頃だけでなく、トロイの遺跡は同じ場所に7回都市が建てられ、33の異なる時代の層が発掘されているそう。

木馬は工事中
頭の部分がちらり
城壁などが残っています

ガリポリ半島へは1915チャナッカレという名のついた橋が通っていて、そちらを通っていざ半島へ渡ります!
エーゲ海がきれいすぎる。。。最高のドライブです。

Eceabat、Kilitbahirという町などを回りながら、第一次世界大戦中の1915年4月に、ガリポリの戦い(英仏を中心とした連合軍が、トルコのガリポリ半島に上陸して起こった戦い)で亡くなった兵士の墓地や慰霊碑、などを見て回ります。

真っ青な沖縄のような海がずっと広がります
Akbaş Martyrdom and Monument
戦争中、トルコ軍の重度の負傷者が当時この地に多く運ばれたそう
Eceabatという町
地元の少年たちが海で遊んでいます
海岸沿いのヒストリーパークには、当時の戦争の様子を伝える展示など。 わずか数メートルしか離れていない塹壕。第1線の兵士はほぼ100%死んでしまう。おそろしすぎます
KilitKilitbahirのフェリー乗り場。本島と人々が行き来しています
ボスポラス海峡を渡っていくであろうYang Ming社のコンテナ船、巨大です。
西海岸側に、多くのANZAC(NZ/AUS連合軍)やトルコ軍兵士のお墓があります
高台からみるエーゲ海は最高です

そして半島の西側をドライブしていると、今日の最高の車中泊スポットを見つけます。
木が生い茂っていて日陰が十分あって、浅い石の崖の下には、沖縄のような真っ青なエーゲ海のビーチがすぐそこの距離にあります!
無料の水道やトイレもあって、地元の人たちが休日を楽しんでます。
最高すぎる。。。。!
今日の車中泊はここで絶対決定。

後から知ったのですが、ここはオーストラリア・ニュージーランド陸軍軍団 (ANZAC)が1915年4月に最初に着陸した海岸、Brighton Beach。
海岸には、戦いの爪痕が残っていました。

Brighton Beach
地元の人が車をとめてキャンプやピクニック、ビーチ遊びを楽しんでいました
夕方の景色

一度半島の東側の町Eceabatに戻って、Vodafone店舗を探します。

実はSIMを購入してから一度圏外になってしまってSIMを交換してもらったのですが、またネットが通じなくなってしまいました。
Vodafoneさん、お願いしますよ。
幸いとても親切な店員さんが、1時間以上本部?とやりとりして、無料でSIM交換してくれました。

夕食は海岸沿いのレストランのお手頃レストランで。
ちょっと脂っこかったけれど、ほんとにトルコはなんでも美味しい。
まだまずい料理に一度も出会ってません。

外観
席からの眺め
ナスとお肉の炒め物、ドルマというもちもちしたお米よようなフィリングが入ったピーマンの肉詰め的な料理、チキンのトマトベース煮込みなど

そして悲報。
例の最高スポットで車中泊しようと、晩酌の準備をしていると警察が。。。

ここはキャンプ禁止らしいです。
地元の人も夜になって帰っていきました。

仕方ないので車中泊スポットを探しに、夜道を走らせます。
半島の果ての何もないくらーい草だらけの砂利道を走り、ここなら大丈夫そうというところでようやく落ち着きました。

何かよくわからない動物の声がして怖かったので、私は車内でお酒を少し飲んで、そのまま就寝しました。

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