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読書メモ『自分の小さな「箱」から脱出する方法~人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!』アービンジャー・インスティチュート

2017年10月24日の私が読んでいたようなので、手元のノートに書いてある読書メモをこちらに転記してみる。

前提として・・・
自分が問題を抱えているということが、自分には見えていない。
自己欺瞞(じこぎまん)は、箱の中に入っていて自分を欺いている状態。
自分の感情に背くことが自己欺瞞を引き起こす。

身の回りの人間関係は、実はすべて自分が原因。
それこそが、本書のいう「箱に入っている状態」。

【第1部】「箱」という名の自己欺瞞の世界(C.F.p34)


Point1 心の持ち方にはふたつある
            ・人として見る「思いやりの心」
    ・人をモノとして見る「抵抗心」
Point2 心の持ち方は、表面の行動よりも奥深く大切。
     表面的な行動だけでは他人にそれが伝わってしまう。

【第2部】どうやって「箱」に入ってしまうのか(C.F.p147)

下記の順番をたどる

1 自分が他人の為にすべきと感じたことに背く行為=自分への裏切り
2 一度自分の感情に背くと、周りの世界を、自分の裏切りを正当化する視点から見始める
3 周りの世界を自分を正当化する視点から見るようになると、現実を見る目がゆがめられる
4 したがて、人は自分の感情に背いたとき「箱」に入る

Point3 自分を裏切ると、抵抗心が出来始める
Point4 抵抗心は、自己の裏切りを正当化する見方で他人や世界を見る
Point5 自己への裏切りを続けると、自分や周りの世界を正当化する癖がつき、自分の箱を持ち歩くことになる
Point6 箱の中から人に接すると、他人も箱に入らざるを得なくなり、結果、他人に不正に扱われ、それが自身の箱にとどまることを正当化する

【第3部】「箱」からどのようにして出るか

Point7 箱の外に出ずるには、自分だけを見つめるのではなく、抵抗してきた人々の人間性を受け止めよう
Point8 人生で、思いやりの関係や思い出を通し、箱から出る機会を与えたらる。箱の外に出て抵抗を感じている人について新たに考え直すことで、思いやりの心が持てる
Point9 箱から出たら、他の人にしてあげようと感じたことを実行することで、箱の外にとどまることが出来る




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