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フランスは外出禁止。恐るべしコロナ。恐るべし人間。

外出禁止が出てから、遅5日。長い。私たちはこれと言ってやらなければいけないものに、めちゃくちゃ追われているわけでもなく(指で数える程度いくつかはある)、毎日運動を適度にしながら過ごしています。

現在のフランスの状況をパットまとめると。。。

・感染者3万人

・スーパーなど必要最低限のこと以外は外出禁止。

・散歩は1日1時間以内で自宅から1キロ圏内

そんなわけで私たちも外に出れません。というか、外に出ればリスクも高まるし、自分がもしもっていたら、人に移す可能性もでてくるわけです。

こんな状況になるのではないかと、私たちが感じたのは3週間前。フランスでもちょこちょこコロナが出てきていました。そのころ、とあるイベントでボランティアする予定があって、行ったのですが、そこでは、、、全く何も気にしていない人々。普通にハグやビズ(頬にキスをする挨拶)、手を洗わずに食事をする、、何て光景を見たのです。そのときに、私たちは確信しました。「この国やばくなるぞ」と。

それからというもの、私たちはなるべく必要最低限以外の外出を控え、人となるべくコンタクトのない生活をしてきました。2週間以上前ですかね。そのころから、宗教的イベントから始まり、フランスの東を中心に感染は急激に拡大していきました。

マクロン大統領は、人々に様々な自粛や対策を願いましたが、素直に受け取る人が多くないのがこの国の人。権力者とはどうしても戦いたいのです。その後も人が集まるデモが行われたり、休みの日には公園に人が集まったりと、、、そんなわけで数日後、マクロン大統領は完全な外出禁止令を出すことに。私たちから見ると、「まー、しゃーなし」ですねって感じです。

そんなわけで、今フランス全土の人がおとなしく家にいることでしょう。私たちもそんな1人というわけです。

恐るべしことは2つ。言わずとも分かるコロナの感染力。これは本当にすさまじいものです。早さが尋常がない。これからの日本の感染者が急増していないか、心配です。

そしてもう1つは、人。なぜそんなにも余裕なのか?トランプは、初め、「コロナはいづれパット消える」みたいな発言をしたみたいですが、みんな同じようなことをかんがえてるのかな?環境問題も一緒ですが、差し迫っている問題に目をくれることから逃げ、研究者だか神だか知らないが、誰かがいつかどうにかしてくれると思っている人が多すぎるのです。他人に責任を押しつけて、自分は安全だから何をしてもいいと。。そんな人が多ければ多いほど、コロナは生き生きとしているのがとても目立つような感じがします。

大事なのは自分。自分がどう行動するかが、自分を巻き込む世界の状況に影響を与えます。なるべく外に出ず、家にいましょう。

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