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『隣人はヤンデレさん』#Final

 気がついたら、僕の手脚が拘束されていた。
 まるで蜘蛛の巣に貼り付けられたように、両手と両脚が伸びて、手首足首に手錠がかけられていた。
 うーん、これは一体どういう事だろう。
 あの時、隣人と遊園地に行って観覧車に乗って、キスして、隣人が乗った車の助手席に座って……そこから記憶がない。
「起きた?」
 すると、隣人がやってきた。
「あなたを外に出すと危険な女が寄ってくるから、これからは私の家で飼う事にしたわ。
 心配しないで。食事もトイレもお風呂も全部私がやってあげ……」
「君とHする時、どうやって胸を揉んだらいいの?」
 僕は率直な疑問をぶつけると、隣人は少し考えてから「確かに……その状態だと邪魔だね」と手錠を外してくれた。
 そして、話し合いの結果、出かける時は必ず一緒という事になった。
 でも、まぁ、言われなくても一緒にいるけどね。

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