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【楽しい学校にフルコミットする会】 第4回報告と第5回のお知らせ

ご報告が遅れましたが、12月16日に第4回フルコミ会を行いました。
第4回のテーマは「学校が社会とよりつながるためにはどうしたらよいか」というテーマで意見を交流していきました。

今回の参加者は、現地5名、オンライン4名で、主催も含め10人で話し合っていきました。神戸・愛知・広島・福岡と地域もまたいでいましたので、各地域で行われている実践などを紹介していただきながら、現状と今できることの視点で考えていきました。

やはり、一番出てきた課題は「学校が忙しすぎて、外とつながる余裕がない」という時間の課題やマインドの視点が多くなりました。
また、教員以外の立場の方からは「もっと地域などに任せてくれたらするのに」と言った声も聞かれるとともに、「教員が背負いすぎている」という課題も見え、「もっと地域にもやれることがありそう」というお話もでてきました。

現地の方々のメモ
オンラインの方々のメモ

また、自分ですぐできそうなことを黄色の付箋に書いてもらっています。それぞれの立場からコミットできることを考えてもらいました!

個人的な見解としては、これまで積み上げきた負の歴史、過大な要望や教員への誹謗中傷、協力を得られない状況などが積み重なり、学校や教師が「何も言われないように」と守りに入ってしまうことが、大きな要因だと思っています。

もちろん、ほとんどの方が協力的な保護者や地域の方です。あたたかい言葉に力をもらったことも数えられません。しかし、ほんの一部ではありますが、トラウマになってしまうほどのつらい経験をすることが教員にはあります。「教師の対応が悪かった」といえばそれまでなのですが、30人の子どもたちをまとめあげ、365日教師として適切な行動がとれるかと問われれば、そんなにスーパーマンになれる人はそうそういません。
しかし大切な子どもたちのこととなると、保護者も教師も必死です。対話ができない状況が発生する場合もあります。

このような経験をした教師はたくさんいます。そして今はその1つのミスや行動が全国紙やニュースで取り上げられるようになってしまい、委縮している現状があると考えています。

話はそれてしまいましたが、つながることのできるリソースは実はたくさんありますよね。あとはマインドと環境を整えていく必要があるかと思います。

ちなみに「学校と社会がつながれている」と感じる割合が90%という方もいて、それにはコミュニティスクールが上手く機能しているという背景がありました。コミュニティスクールの導入率は全国でばらつきがあり、もう数年取り組んできて上手くシステムができている、というところもあれば、まだ導入もされていない自治体もあります。全国のグッドプラクティスを集めて、参考にしていけるといいですね😊

さて、前半はこのテーマで話しましたが、後半は残り2回に向けて問い作りを行いました!

少しまとめると
「世界の教育に触れつつ、日本の教育のしくみを考える」
 ↓↓↓
「何を大切にするか」
 ↓↓↓
「教育に関するお金と人材」「学校と教員をもっと自由にするためには」

というようなテーマが浮かび上がってきました。
第5回は、まず世界の教育事情について触れ、そこから思考と対話をスタートさせていきたいと思います。

それでは第5回の案内になります!
ちなみにフルコミ会は全6回で閉じたいと考えています。
また新しい企画も考えていく予定です。
残り2回となりましたので、ぜひご興味のある方はお越しください。

【日時】
2024年1月27日(土) 14:30~17:00

【場所】
AIPCAFE
福岡県福岡市中央区舞鶴3丁目8−7 クレインビル 202号室
※場所が変更となっておりますので、ご確認ください。

【参加お申込み】
オンラインの方はこちらから↓

現地参加の方はこちらから↓

ご参加お待ちしています^^

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