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今日一日猫になってみるというのはどうだろう

何かをしてなくちゃ居られないというほど、人は自分を働かせすぎているのかもしれない。

何かにせっつかれるように、やることを探す。
何かをやっていないと死んでしまうかのように、やることを探す。
まるで、ぼーっとしている時間を過ごす自分を責めているようだ。

何もしない時間を自分に許したらどうだろう。
やることを探す前に、自分にぼーっとする時間を許したらどうだろう。

やりたくないことをやることに疲弊してイライラがつのるのに、何もやらないでいいと言われるとイライラしてきて、そのどうしようもない気持ちを人にぶつける。
自分の中に矛盾があることを冷静に見つめてみてはどうだろう。
なぜそうなるのか。
そこを見ていくことが大切だと思う。

人は、多分、生産性のない自分になることをおそれている。
それはAIに仕事が取られてしまうとおそれることとイコールなのかもしれない。
そうだとしたら、その枠から出ることが今必要なんだと思う。
何も生み出さない自分をどこまで許せるか。
そこから先はその後で考えればいい。
一旦スイッチオフだ。

うちのヌコどのは一日中こうして横になっておる。
人間のぼーっとしてる一生分の時間を一日でやってるのかもしれない。
私も見習うとしよう。

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