母の小言
近頃の自分を見ていると、母の小言を思い出す。
母は、自分の中にあるものとそっくりだ。
母が小言を言うたびに、私は耳を塞ぎたくなった。
誰かへの不平不満。
否定的な考え方。
何度、もうウンザリだと思ったことか。
きっと、ほとんどの人が、「そんなの親子なんだから当たり前だ」と言うだろう。
けれど、それを当たり前だと思うから、何でも「人のせい」にするのだと思う。
占星術における月は母親を映し出している。
無意識の自分、0~7歳の自分も映し出している。
【卵が先か、ニワトリが先か】
私は、自分の月の引力によって母親を引き寄せたと思っている。(占星術の理解)
だから卵が先。
私が、元々「小言を言うという質」を持って生まれたということ。
ということは、「もう小言を言わないでくれ」と母親に文句を言っても仕方がない。
自分の中にある全て(の星)が、自分の世界を作っている。
占星術の理解が深まると、それが良く分かる。
そう思えたら、変えるのは自分の内側だけ。
それだけ。
他者を変えることはできないのである。
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