指標の奴隷として生きること20230228
・夢
最近更新されたちいかわの、夢の中での走り方がかなりリアルだった。“めちゃくちゃ必死に腕と足を振り回すんだけど、その全部が空を切って進めない”という描写があって、あのもどかしさってポピュラーな夢あるあるなんだ~、と初めて知った。
この前、部活のステージに間に合わなくてなぜか滑空する夢を見た。その時も歩いた方が早いくらいのスピードしか出なくてすごく焦った記憶がある。急に瞬間移動するときもあるのに。夢の中の次元とか座標の感覚って理屈がなさすぎて面白い。
・ジレンマ
いつも大体「あれやろうかな」とか思ってから永遠にスマホを見てしまい、やろうやろうと思いながら画面をスワイプして、ハッとした瞬間に時計を見るといきなり2時とかになっている。あれ「やらなきゃ」の気持ちをずっと抱えながら長時間情報を摂取するので、本当に疲れるしやめたいんだけど。どうにもならないものなんですか?スマホの奴隷である私たちに抵抗の余地はないのかもしれない。
あとそういう夜更かししてしまっているとき、毎回自分の中の“な~んにも理解していない無垢な箱入りお姫様”の部分に「なんでこんなことするの……?」と言われる感覚ありませんか?僕が聞きたいよ。なんでこんなことしてるんですか?毎夜自分の中でジレンマに苛まれている。このジレンマもアプリ製造者みたいな大いなる意志の計画のうちなんだろうなと思うとすごく腹が立ちますね。もう!!!!!!!!
全然言いたいことが言葉にならなくてイライラしてきた。日記向いてなさすぎる。
・指標
YouTube shortsで「先生はこういう生徒に対してどう思ってるの?」みたいな質問動画が流れてきた。僕が中高生だったころはこういう“先生の裏側”みたいなコンテンツがあまりなかったから(僕がインターネットに疎くて認識していなかっただけかもしれないが)、今の中高生は不思議な視点で先生を見るのかもしれないなと、単純ながらに思った。
最近は勉強のやり方とか、ファッションとか、分かりやすい“正解”みたいなものが増えすぎている。大学生とか社会人でもこういったものに沿いながら生きるのは難しいのに、集団で生きることが基本になりやすい環境にいる中高生はこの情報をめまぐるしいスピードで取捨選択しなければいけなくて、本当に大変だなと思う。
昔のメディアは雑誌とかテレビとか発信源がかなり限られていたけど、今はその比にならないくらい増えているからびっくりする。「え、このYoutuber知らないの笑」みたいな同調圧力って想像するだけで息がヒュッ、となるし、こんなに個人が尊重する流れが大きくなっている世の中で逆にこのいろんなインフルエンサーの指標が、数多の人の道を狭めていることが本当につらい。
みんなでインターネットせーのでやめようよ、とよく言うが、本当にその通りだと思う。ただ、本当にその通りだと思うのにやめられないのは、他でもない僕がその指標の言いなりになっているからなのかもしれない。
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