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立ちくらみと私

まよです。
去年の2月ごろ、うつ病と一緒に起立性調整障害と診断されました。
そんな私の立ちくらみとの戦いを書いていきます。


当たり前のことだよね

はじめて立ちくらみが起きた時のことは覚えていません。
いつのまにか全校集会で立つたびに視界が真っ黒になりました。
それでも私は「倒れないゲーム」という、立ちくらみに逆らい自分のバランス感覚のみを使って倒れない、倒れなかったら勝ちという危ないゲームをしていました。
みんなこんな風に立ちくらみに耐えているんだと思っていました。


え?普通は立ちくらみがないの?

人と話していくうちに、立ちくらみは普通そんなに起きないことを知りました。
だったらどうして私はこんなに立ちくらみが起きるんだ?と初めて疑問を抱きました。
しかも、だんだん立ちくらみが酷くなり、ついに初めて倒れました。
幸いベッドの上で倒れたので無傷でしたが、立ちくらみに負けたことにびっくりしました。
それでも、珍しいことではないと思い、仕事中も立ちくらみで真っ暗の中誰にもばれずに席に戻るというこれまた頭のおかしいゲームをしていました。


うつ病と診断されて

心療内科でうつ病と診断され薬を調整している時に、異変が起きました。
立ちくらみがとにかく酷い。
20秒は意識がなくなるようになりました。

家の中で3回ほど倒れることがあり、さすがにおかしいと思い、先生に「立ちくらみが酷いです」と相談すると、「血圧を下げちゃう薬も飲んでるからね」と言って血圧を上げる薬を朝夕飲むようになりました。

転院後、向精神薬の減薬に伴い血圧の薬を減らされたときはドキドキしました。
でも、私の心配とは裏腹に立ちくらみはほとんど起きませんでした。

うつ病が良くなると同時に、立ちくらみも良くなったみたいです。
現在では血圧の薬を飲んでいませんが、立ちくらみは起きなくなりました。


原因不明の立ちくらみは心療内科へ!

私の長きに渡る立ちくらみとの戦いはこうして幕を閉じました。
今はどれだけ早く立ち上がっても立ちくらみは一切起きません。

私の立ちくらみは起立性調整障害だったのか、ストレス性のものだったのか今となっては分かりません。
ただ、立ちくらみが酷いにもかかわらず血圧や採血の結果が正常な場合、うつ病や自律神経の乱れが原因の可能性もあるので、一度心療内科を受診してみるのもいいかもしれません。

ではまた。

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