見出し画像

藤原恭大と唐川侑己が出てくるまで帰れま10 #2:たまにはこういうこともある(C-M)

 野球は人生なので、人生と同じように山と谷がある。10-6で勝った翌日同じ相手に1-2で惜敗することもある。晴れのち雨、楽があれば苦もあり、打撃戦の翌日は投手戦である。当たりはいいのにことごとく野手の守備範囲内に飛んでしまう日もある。毎日毎日欲しいときに1本出て連打が続いて10点20点取れるわけではない。なんとなく頭では「いい日もあればダメな日もある」とわかってはいても、ついついダメな日の方を受け取り拒否したくなってしまうのが人情というものだ。そうはいかないということを野球は教えてくれる。絶対に表しか出ないコインなどというものはないんだぞと。


 この試合から得た人生の教訓はこのぐらいにして、次はもっと具体的かつどうでもいい話に移る。

 まず暑い。前回もそうだったが3月のくせに腹立たしくなるくらい暑い。これが5~6月頃なら空の色も明るくて爽やかでいいが、3月の空はぼんやりしているのでちっとも爽やかではない。照り焼きにされている気分である。しかもこんな日に限って全然風が吹かない。おい! マリンの代名詞!

 そしてなぜかカメラはネットに興味があるらしく熱心にネットにピントを合わせ続ける。「終わり」という言葉が頭をよぎったが、私は何といってもラルトスを捕まえた人間であり、やればできるはずだ。私に不可能はない。いろいろやっていたらネットのないところ(雪見だいふくサブマリンシートのあたりとか)にカメラを向けてピントを合わせ、すぐグラウンド内に戻せばちゃんとネットを抜けることがわかった。あと手前の客席のドリンクホルダーを狙うとなぜかその向こうにピントが合うことも発覚した。なぜなのかは知らない。カメラって本当に奥が深い。

画像1

 そろそろ試合の中身の話をしようと思うが、まず開幕投手に決定している石川歩さんは点こそ取られたもののすごく良かった。どこがどう良いのか語れるだけの知識を持っていないので語れないが、見てて安心するピッチングってこういうことなんだなぁ、と思った。ボールが先行してもいつの間にかひょいひょいっとストライクを2つ取り、カウントを整えて三振を奪う。大人のピッチング。

画像2


 いつ見ても存在感のある松川くん、今日はスタメンマスク。試合後海浜幕張駅のパン屋さんでお茶していたら開幕スタメンマスクも決定かみたいなニュースが入ってきたが、そんな重要な試合であればあるほど任せたくなるようなどっしり感があるし、石川さんからも十分信頼されているのが伝わってきた。たぶん誰と組んでもいい。唐川さんと組んでるところが見たいな。松川くんの方が年上に見えるかもしれない。


画像3

 存在感といえばこの日が初登板だったタイロン・ゲレーロ。206cm。ポケモンでいうとスイクン(2.0m)ぐらいの大きさ。スイクンが投げてるということである。


画像4

(バットとしゃべる藤原くん)

 そして藤原くん。フジゾノ(藤原くん&小園くん)が見たかったけど今日は塁に出られなかったのでニアミスで終わった。

 交代して守備についた時、アナウンスは「センター藤原」だったが本人はライトにいたので、あれ? と思っていたらその後にそそくさとポジションを代わっていた。なんだったんだろうあれは。間違えたのかな。

 藤原くんといえば新ユニフォームをいつ買うんだ問題。前回ホームユニを買ったので今日はビジターを買おうと思っていたが、ショップの列が長すぎて諦めたし駅前の方のショップには普通に寄るのを忘れた。また次の機会に。


画像5

 新人王。実は私と同い年である。まったくそんな気がしない。いきなり連打を浴びて犠牲フライで1点取られるもその後をしっかり抑えたところはさすがだった。声を出して投げるのもかっこいい。応援が完全復活してほしい気持ちとこういう声をずっと聞いていたい気持ちが戦っている。大野の「よいしょっ」とか。ピンマイクつけてほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?