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目には目を、利息には利息を。

こんにちは、今年も資産運用をがんばっていく所存のこおるかも@英国です。ちなみに最近、画像生成AIを使ってヘッド画像を作ってます。

今日は、イギリス在住者の方には絶対に見てほしい!日本在住の方はイギリスに思わず移住したくなっちゃうような朗報をお届けします。

結論から言うと、

完全にノーリスクで、年利4.1%がもらえます!!!

といういかにも怪しい投資のお話です。

実はこれ、イギリスのとある銀行の、定期預金の利息なんです。
日本だと、0.0001%みたいな利息が、イギリスだと4%を超えるという衝撃!

実際の画面なども貼り付けるので、本当に嘘じゃないですよ。

というわけで僕が使っている銀行口座を紹介します。

Monzo


さすがはフィンテックの国イギリス。イギリスの若者世代では使っていない人のほうが少ないと思われる、ネットバンクの旗印的存在のMonzo。

さらに、日本を含め海外からの移住者からの人気も絶大。なぜなら、引っ越してきてすぐに、ホテルだろうがAirbnbだろうが、デビッドカードを受け取れる住所さえあればどこででも口座が開設できるというお手軽さ。もちろん手続きはすべてアプリで完結。

つい最近も、note友の方がおすすめしていたので、日頃のお礼も兼ねてリンクを。

そんなみんな大好きMonzoが提供している、定期預金の利息が、4.1%なんです。それがこの、Savings Potというもの。日本で言う預金口座というやつですかね。

一番上のやつがぼくがつかっているやつ

Monzoの無料ユーザーは4.1%ですが、僕は月£5の有料ユーザーのため、4.6%です。(計算してもらえばわかりますが、£12,000以上あれば、月£5の課金は元がとれます)

定期預金なのになぜか即時出金が可能


普通、定期預金といえば、1年とか5年とか、期間を決めて資金を銀行に預けて、満期を迎えたら約束通り利息がついて帰ってくる、というやつですよね。

なのに、このMonzoのRegular Savings Accountは、Instant accessと書いてあるとおり、

いつでも、いくらでも、入金も、出金も可能

という謎の仕様。いったい何を担保にお金を銀行に貸しているんだかさっぱりわかりません笑。

だったらいっそ、当座のアカウントにこの利息をつけてくれればいいのにと思うのですが、そこは別なので、アプリ内で当座のアカウントからこの定期預金口座に資金を移動する必要があります。

ただし、所要時間、約5秒。

いま、この画像を作るために、一旦中身をゼロにして1万ポンドを入れてみました。

そして、この利息を受け取る方法も超カンタン。

利息は毎日カウント。払い出しは毎月。全自動


日々の利息は、毎日増えていきます。朝起きると、一日分の利息が増えているのが確認できます。

実際の画面はこんな感じ。

今月だけですでに£7.43入っています!ただし実際には普段1万£以上入れているので、利息の額は1万ポンドの場合とは一致しません

年利が4.6%なので、(正確には複利の関係で誤差がでますが)単純にこれを365で割った割合が毎日増えていきます。ざっくりいうと、1万ポンド入れておけば毎日1ポンド入ってくる計算です。

そして、溜まった利息の払い出しは、毎月の月頭に、その定期預金口座に勝手に振り込まれます。

つまり、放置しているだけでも、複利の効果でどんどん利息の額も増えていきます

ぼくのおすすめの使い方は、当座のアカウントにはその日必要になる分だけ残して、貯金のほぼ全額この定期預金口座にぶちこんでます。もし当座の預金が足らなくなっても、5秒あれば資金を移動できるので心配はゼロです。

目には目を。利息には利息を。


なぜこんなにも謎な利息がつくのかといえば、それはもちろん現在のイギリスのインフレが影響しています。インフレが続いているので、金融市場を引き締めるため、政策金利も高くなっており、その分銀行の利息も高いということですよね。

つまり、普段の生活で、インフレのせいで生活費が高騰しているぶん、きっちり銀行の利息で取り返さないと、一方的に損をしてしまうというわけです。

なのでこの定期預金は、資産を運用して増やしているというよりも、現金の価値を適切なレベルに保っているだけとも言えます。

ちなみに僕はこちらの記事で触れた通り、家を購入したのですが、住宅ローンがまさかの5.51%という超高金利で契約させられてしまいました。毎月の返済のほとんどが利息という切ない借金を抱えています。

その分をなんとか取り返すため、現金に頑張って働いてもらおうと思います。利息には利息で対抗です。

経済の仕組みをちゃんと理解していれば、利息4%という世界も、全然おかしな世界ではないんですよね。だから資産運用に懐疑的という方も、安心してがんがん預けましょう。

また、今年はインフレが落ち着き、金利が下がることが予想されているので、利息がこのレベルになのは今のうちだけかもしれません!

みなさんもぜひ活用してみてください。

なお、ぼくの資産運用に関する考え方としては、もちろん現金で資産運用をするのは手堅いのですが、不景気と言われた昨年でさえ、アメリカのS&P500種は+20%超えの成績を上げています。株式は元本割れを起こすリスクもありますが、やはり資産をハイペースで増やしていくという意味では、株式投資の方が魅力的だという考えは今後も変わりません。

引き続きこのマガジンでは、資産運用に関する記事を公開していきます。
質問なども歓迎しますので、ぜひお願い致します。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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