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マイナンバーカードは気をつけてうまく使おう~確定申告e-Taxでのマイナンバーカード利用前年比1.6倍に

別人の情報との紐付け問題などがあって、何かと不安がつのるマイナンバーカード。

だめなところはだめ、と言っていく必要はありますが、まったくゼロにするのも、これからの行政運営パワーを考えると難しいところです。

本日2023/6/9、国税庁が、令和4年度ぶんの確定申告状況についてのまとめを公表しましたが、マイナンバーカードでの申告がかなり浸透してきたことがわかる結果でした。

所得税等について確定申告をしたひとが
2,295万人。
うち、e-Taxで電子申告をおこなったひとが
1,075万4千人と約半数、約46%
そのうち、税理士経由ではなく自分でe-Taxでおこなったひとが591万9千人とその半分、約55%。

さらにそのうち、387万人がマイナンバーカードを使っての確定申告です。

資料には、自分でe-Taxをおこなったひとの約7割とありますが、実際には65%ぎりぎりなので、アピールしたい気持ちが感じられます。

そのうちスマホでマイナンバーカード利用が179万人、46%ほど。

スマホではなくマイナンバーカードを利用している人は、カードリーダーを使ってPCで行なっているものと思われます。

令和4年度の確定申告、マイナンバーカードを利用しておこなったひとは、確定申告をおこなったひとの約17%。

マイナンバーカードの人口にたいする申請件数率は77%。
マイナポイントと健康保険証問題で、今年に入ってグッと伸びています。

人口の4人に1人がマイナンバーカードを持つことになったら、確定申告をするひとのなかでマイナンバーカードを使ってするひとが令和4年よりも増加するのは必然。

私も今年はマイナンバーカードを使って確定申告を行いましたが、源泉徴収票なども読み取れるため、桁数をカウントすることもなく、非常にスムーズでした。

国税庁側も、電子申告により自動化できることか多く、 工数削減し人件費も減らせているのではと思います。

この便利さがひろがるためにも、デジタル庁にさらなる安全確保措置を期待しています。

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