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【日常雑記】自分より高く跳んでいるノミ(?)を探せ!0596/1000

ノミのジャンプと学習性無力感のお話、ご存じですか?

こういうお話です。
心理学の実験とも言われています。

自分の体長の150倍も跳べるといわれるノミも、コップにいれて蓋をしておくと、ジャンプしても蓋にさえぎられ、それ以上は跳べなくなる。

しばらくそうしておくと、蓋をとってもその程度しかジャンプしなくなり、150倍のジャンプ力は回復しない。

だが、本来のジャンプ力をもったノミと一緒にすると、また跳べるようになる。

こういった内容です。

これは「実験」といわれながらも、だれのどういう実験かというソースがセットになっていません。

通常は、その実験の信ぴょう性を高めるためにも、ソースと一緒に語られるものです。

たとえばマシュマロ実験。
これは子ども時代の自制心と、将来の社会的成果の関連性を調査した実験ですが、スタンフォード大学の心理学者、ウォルター・ミシェルが実験した、と記されています。

ミルグラム実験、閉鎖的な状況における権威者の指示に従う人間の心理状況の実験も、イェール大学の心理学者、スタンレー・ミルグラムによるものとされています。

ということは、どうもこのノミのジャンプ、実験というより「お話」なのではないか?

嘘だと書いてあるブログもあります。

ですが私は、ノミがほんとうにそういう振る舞いをするのかは嘘だとしても、このお話が指し示しているものは真実だと思っています。

今日、それを思い出させる出来事があり、あらまめて、今、かみしめています。

思い出させた出来事とは、同僚のマネージャーの飛び抜けた優秀さを思い知ったこと。

今日、会社の部内で、一般社員による業務改善の発表がありました。

目的から今やっていることからこれからの展望まで、高い視野からのすばらしいもので、うならされました。

そしてそれは、その社員が、というよりも、その社員の上司であるマネージャーがちゃんと発表内容までをしっかり指導してのたまものでした。

マネージャーの彼は、私が見る限り、仕事について完璧なひとです。

仕事はすぐ着手し、適切な人にふる。
任せた仕事はそのままにせず、しっかり完了までコミットする。
期日を切り、その期日に間に合わなさそうならその段階で、「いつまでなら確実」という見込みをたてて切り直す。
社員をよく観察していて、できてないところとできているところを週次ミーティングで伝える。
その人にとって、ぎりぎり手が届きそうな、ジャストの目標を設定する。

うーん、書いてて自分で感嘆してます。

こんな人がいるのか、といつも思います。
そして、この人がいなかったら、「忙しいから」等とできない言い訳をして見えなくしていたことを、直視せざるを得なくなります。

目の前で実際にやっているのを見ているのだから、私もできるはずなのです。

そんなことを思えるようなできる人が近くにいる。
私はラッキーだ…と思い、ふと昔のことを思い出しました。

私は、娘ふたりが保育園のころも、フルタイム正社員で働いていました。

それは、たんに、育児休業や、育児短時間という制度があるのを、私も会社も知らなかったたけなのですが。

当時、そんなフルタイムで働いているようなママは周りにおらず、いつも、大変ね、大変ね、と言われていました。

そのとき、洗濯機の中の洗濯物のような生活をしているなかで、このままでいいんだろうか、とふと思ったんだと思います。

バリバリ働きながら子育てしている人、ということで惹かれたのが、勝間和代さん。

何か感じたものがあったのか、私は、その勝間さんの勝間塾に入りました。

そして、驚きました。

2人や3人の子育てにしっかりコミットしながらも、フルフルで働いているどころか、いろんな趣味や、やりたいことをやっている人のなんと多いこと。

そのときから、私は、やりたいことをやらないのに、「フルタイムで子育てもして忙しいから」という言い訳が使えなくなりました。

だって、私よりもっと忙しそうな人が、いきいきと好きなことをやっているのを目の前にしているのですから。

とはいっても、私がその人たちと同じようなレベルのことができたわけではありません。

でも、ファイナンシャルプランナーの勉強をし、AFPの資格をとったり、いま持っている社会保険労務士の資格にチャレンジできるようにはなりました!

ゼロはゼロだけど、1ミリでもすすめば1です。

今日、優秀な同僚の姿をみて、そのころの自分の気持ちを思い出したのでした。

冒頭のノミの話は、蓋がされていると跳べなくなる、というほうに共感する人と、周りができるなら自分もできるようになる、というほうに惹かれる人といると思いますが、私は確実に後者です。

そして、優秀な同僚と同じ部にいられる自分はラッキーだけど、今後もしこんなラッキーにめぐまれなくても、コミュニティを広げれば、バリバリ働きながら仕事も子育ても楽しそうなハイジャンプするノミのような人には出会えるはず、とも、強く思いました。

自分より高く跳んでいるノミを探して、自分の言い訳をつぶせ!をモットーに、これからも少しでも高く跳んでいきます。

サムネイルは、画像AIソフトで作ったものです。
ノミ、ガラスコップ、ジャンプ、擬人化、かわいい、イラスト
で作りましたが…ノミ??

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