見出し画像

リスキリングについて今日はじめておさえたポイント

今日、恥をさらします。

実は今日、会社で研修があり、そこで、リスキリングについて学びました。

リスキリングとは、私はこれまでばくぜんと
「新しい時代に必要とされるスキルを見に付け直す」
ことだと思っていました。

それは時代の流れの必然ですし、格別に重要だと思うこともなく、むしろ巷で「リスキリング」が連呼されればされるほど、一過性の流行りもののような感じがして、遠巻きに見てしまっていました。

それが、研修で、これはもう「リスキリング」と呼ぶしかないことだ、と自らの不明を恥じるに至りました。

それだけガツンときたのは以下の3点です。

少し決めつけるような書き方をしていますが、それは、私にとってそれだけ衝撃だったからです。

実際はそんなシンプルに言い切れることではなく、なかなかに複雑な内容だと思います。

ですが、この3点において、私はリスキリングはこれまでの「学び直し」とは決定的に違うと思いました。

1.リスキリングの主語は社会・国・企業である(労働者ではない)

リスキリングをする主語は、労働者ではないとのこと。
社会・国・企業が、リスキリングの主語だそうです。

つまりは、労働者が自らスキルアップしたいから、学びたいものを学ぶ、という話ではないことがわかります。

社会や国や企業が、労働者に、リスキリングを行なうのです。

なので、学びたいこと、などの労働者からのモチベーションや趣味的要素は基本ありません。

2.リスキリングは労働移動である

では、どうして社会・国・企業はリスキリングを行なうのでしょう?

それは、労働移動のため、だそうです。

どんどんデジタル的なものが進化していくこの世の中、ロボットやAIに取ってかわられる仕事と、ロボットやAI活用のために新たに必要とされる仕事があります。

この、取ってかわられる仕事の労働者に、これから新たに必要とされる仕事のスキルを身につけてもらうのが「リスキリング」だということです。

3.リスキリングは社内の人材確保である

"BUY"から"MAKE"へ、という言葉があるそうです。

これまでは、デジタル人材というと、そういう人を探して雇う、というやり方が主流でした。

ですがその場合、よほどその会社の理念などに惚れ込んで入社してくれた場合はともかく、そうでない場合は、ほかでもっとよい収入が提示されれば、去っていってしまうリスクがあります。

それならば、よそのひとを高いお金をかけて連れてくるより、そのお金を使って、いまいる従業員にそういうスキルをもってもらえば、特に、デジタル化でなくなるような職種のひとにそうなってもらえば、パズルがぱちんとはまるわけです。

2025年までに従業員1人あたり約7000ドル(2021年3月1日の為替レートで約75万円)をかけて10万人をリスキリングする、と言っていたのはAmazon。

経済産業省の資料でも取り上げられています。

ひとりあたり75万かけても、他からひとを呼んでくるより価値があるという判断を、Amazonがしているということ。

これは2021年のことなので、その後の動きがほんとうにそうなっているかはリサーチしてみたいと思いますが、すごいことです。

結論、リスキリングとは、社会のためであり会社のためであり、うまく行なえば労働者のためにもなる方法だということ。

この「うまく行なえば」がポイントだと思います。

私たち労働者は、そういった労働移動にただ駒として流されるのではなく、その機会を活かしてより楽しいと思える仕事で効率的に収入を得たいものですし、そのためには、流されないようしっかりした錨を固めておきたいものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?