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愛するということ

元来、わたしは頑固者なんだそうで。
自覚は全くないのですが、何人かの近しい友には指摘されてます。

そんなわたしだから、なかなか人からは愛されないのだろうなぁ〜なんて思ったりして。それでも子どもの頃から願いはひとつ。『愛する人に愛されて心穏やかに豊かに暮らしたい』

物心ついたころ、両親は仲よくて、よく家で飲み比べしたり、親戚の果物屋に卸す榊を取りに山に入ったり、その榊を組み合わせて束ねたり。
それがいつの頃からかケンカが絶えなくなり父はあまり家に寄り付かなくなり。大好きな父の悪口を大好きな母から毎日聞かされるという事態に自分の心の置き所を探しながら育った。

そんな幼少期の記憶から、夫婦喧嘩はしないと決めたりもした。
だけどね、繰り返すの。
やっぱり私も夫婦喧嘩ばかりしてる夫婦になってしまった。
こんな筈ではないのに。
こんな筈じゃ無かったのに。
心の置き所がここにもなかった。

それでも、子供達が大きくなる頃には夫婦関係も落ち着いているかもしれない。そんな期待も込めて過ごしてきたけども。掛け違えたボタンはかけ違えたままだったな。

今ならわかる。
卒婚して、たくさんの感情を感じて。
そして、たくさんの仲間と魔法使いになる勉強した。
その中で、私に足りなかったものは何だったのかが見えてきた。

私が私を愛せてなかった。

1番に大切にするべきなのは自分のことだと気付かされた。

まだまだ途なかば。

それでも以前よりはたくさん自分のこと大切にして、自己との対話も出来るようになり、ひとつひとつ丁寧に自分と向き合っていく日々。

自分がそれをやってきて、お相手にもその時間が必要で、お相手自身にも自分を大切にしてほしいと願う。

そうしたら前の様に
あーしてくれないとか、こうしてくれないとか。
お相手を思い通りに操ろうとしない自分に出逢えた。

どう考えていても、何をしていても。
私が、好きなのか好きではないのか。
シンプルにそこだけになったなぁと思う

ご縁があれば交わるし、なければ遠ざかる。

そんなものだし、それで良いんだなぁと思ったらすごく楽になったし、人を愛する事が楽しくなった。

自分を大切にするという事は自分の生きる様と向き合う事。
お相手の生き様に魅了されてるうちは
一緒に歩ける。

自分を大切にしてる人に
魅せられるのは当たり前なんだな
と、こんな事に気がついた。

収入や、マメさ。
見た目や仕事。
こんなものは長い人生の中で変化していくもの。

そういう事だったなぁ

もっと若い時に学びたかったなぁ
このこと。

愛する人に愛されて
心穏やかに豊かに生きる

これからちゃんとやろーっと。



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