交換日記36日目「もういちど生まれる」


こんにちは。メイビーダージリンのイトウマです。

久々に長時間でバイトをしたので疲労困憊です。


今日紹介するのは朝井リョウさんの「もういちど生まれる」です。

朝井リョウさんの小説は大好きで「桐島、部活やめるってよ」や「武道館」「何者」「ままならないから私とあなた」、さらにはエッセイの「時をかけるゆとり」などたくさん読んできましたが、「もういちど生まれる」が一番好きです。


ホームページによると、あらすじは

「バイトを次々と替える翔多。美人の姉が大嫌いな双子の妹・梢。才能に限界を感じながらもダンスを続ける遥。若者だけが感受できる世界の輝きに満ちた、背中を押される爽快な青春小説。」

とあります。

あらすじでもわかるように、5人の若者の物語が収録されています。

それぞれ、誰かに恋をしたり、思いを寄せられていたり、憧れたり、妬んだり、嫌ったり。

そういう気持ちはきっと全部自分の中に少しずつ持ってると思うんですけど、それぞれの感情をしっかりと形にしてくれるような小説です。例えば、僕の中には「何かに憧れて必死になる自分」と「どうせ無理だと斜に構える自分」がいるとします。その2つの相反する気持ちを、この小説では「何かに憧れて必死になる若者」と「どうせ無理だと斜に構える若者」の2人に分けて2つの話として描かれています。なので、この本のを読んでいると、本の中に5人の(様々な気持ちの)僕がいるような気がします。

妬む自分、憧れる自分、嫌う自分。

いろんな感情の自分を読んでいるような気持ちになります。

今この年齢で読めてよかったな、と思える小説です。


朝井リョウさんの小説を読んでいると、ぼんやりと自分が日頃考えていることを文字にして提示されているような気がして、どきっとする時があります。自分の頭の中にあるぼやぼやしたモノの形を取られているような気持ちになるのです。そこが好きな部分でもあるんですけどね。



さて前回のnoteへのお返事を。

アベンジャーズ、、、夏音さんの言う「アベンジャーズ長すぎて追えないんよね~」な人です、、、すみません、、、、いろんな人におすすめされるんですけど、なかなか全部見る覚悟ができません、、、


SCHOOL OF LOCKについて書いて欲しいです!!思い出を語って欲しいです!いつかお願いします!!


余談ですが、僕の姉が映画好きでして、夏音さんが紹介するたびに、その映画を伝えているのですが、なかなか好評です。これからも姉のためにも素敵な映画の紹介をお願いします!



質問です!!

好きな場所はありますか!

僕は地元に流れている大きな川の堤防が好きです。





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