7/31
アムステルダムのゴッホミュージアム。
本当に良い時間を過ごせた。
興奮したままミュージアムショップでKindle版原田マハ『たゆたえども沈まず』を買い、数日で読み終え、ゴッホ熱が冷めない数日を過ごした。
以下、具体的な作品を交えて感想を書く。
有名な耳斬り事件はゴーギャンと同居していた時期に起こった。二人は同時代の新しい作風を模索した彼は近しい関係性だったため、頻繁に比較対象になる。
一般的に、ゴーギャンは想像力を以て創作し、ゴッホは現実の観察力で描くという特徴がある。
これを踏まえると、この作品は現実的にあり得ない色使いで自然の描写をしており、観察の究極形だと思った。
色使いが独特なジョジョ4部を連想したりもした。
終盤に展示された有名な絵。
仲の良い兄夫妻の出産を祝って描かれたらしい。その時の赤ちゃんがゴッホミュージアムの創設者になったという解説を聞いて、美術館の計算し尽くされた構成に震えた。
基本的に年代順に展示されており、オーディオガイドと共にゴッホの一生を追うように鑑賞できる。
だが最後に来て、今自分がいるゴッホミュージアムの設立の理由が解き明かされて、ONE PIECEで伏線回収のシーンを読んだ時と同じような感動があった。
↪️次のnoteに続く↩️
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?