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心療内科行ってみた・・・伴侶とのあれこれ

少し間が空いてしまいました。

この話題は、当分続きそうです(笑)
当然と言えば当然ですが、こうした心の問題は長く長く続くものです。
風邪や小さな怪我でさえも、時に揉め事を起こすほど、人間の体とはさほど強くはありません。

ですが、肉体も心も強い人もいます。
それは言って仕舞えば個体差です。
と言ったとしても、その強かった人がある日突然「ぽきん」と音を立てて折れることもあるのが世界なのかもしれませんね。

現在の世界という社会は立場を持っている人が群を抜いてある程度以上の楽な生活をしているのかもしれません。
もちろんそれは実際には人間だけではなく、百獣の王ライオンといえども、歳と共に群れをおわれ孤独に亡くなっていくこともあります。

果たして人間とは何でしょう・・・

先だって心療内科へ行ってみた・・・・から約2週間経とうとしています。
私の仕事が「占い師」であり「魔法使い」であることも以前書きました。
しかし、現在「鑑定という意味でのクライアントさんのご依頼」は受けていません。
理由は3・11の福島の震災に起因します。

それまでも「占いとはなんだろう・・」この世界で仕事をし始めてから長く長く考えていることです。
御師さんはこの世界に仕事を持つのではないよ・・とよく言っていました。
ちなみに御師さんは坊主です。

風変わりな彼は、一般的な親では教えてくれないことをたくさん話してくれました。
よく、御師さんが言っていたのは「支えあってはいけないよ、手を取り合うんだよ」と。
支えあっていると、バランスが悪くなることがある。
支え合い、支えていた方が折れてしまうことがあると。

夫婦でも親子でも友達でも同じです。
手を取り合うことはあっても支え合うのは違うと言っていたものです。
おそらくこう言ったことも、人それぞれなのでしょうけれど。

本題に入る前に長くなりましたね。

私は、もちろんそれも環境や状況によるとは思っていますが、家族の中に精神的に参ってしまった人がいて、医者に通うことになったならご家族も見ていただくことをお勧めしています。

絶対ということではありません。
しかし、支えようとし頑張っている家族も疲弊してしまうからです。
またたわいの無いいつもの言葉が実はとてつもない刃物であった・・なんてことは第三者から見ていないとわからないものです。

医者に行って自分を見てもらうというと語弊があるかもしれませんが「患者」さんに対して「家族」がどう動いたらいいのかを聞くということです。
実際、私の弟が私と母とを伴って新しい心療内科へと言ったとき、時間は短いので少しずつ話を聞き3回目ほどだったでしょうか・・・

「お母さんが僕を叩くんだ」と弟が言ったことがあります。
ここにも深掘りするとわかる面があります。
弟は以前も書きましたが、身体障碍を持っており、聴覚障碍もあります。
すると悪いことをした時に怒っても聞こえません・・・

聞こえないなら補聴器は?という方もいますが、補聴器は役に立たないのです。
そう、聴覚障碍とは言っても聞こえないんです・・・
それこそ爆発音なら聞こえるでしょうけれど・・

となると、手を叩いて目を見てダメであることを教えるといった、今で言うなら体罰にもされそうなことがあります。
母と弟はそうして生きてきました。

「父は?」

これは後でも書こうと思っていますが「当時アルコール依存」だったが故別枠の問題が生じていた人です。

母と弟はそうして意志の伝え合いをしていて、大人になった今でもちょっとしたことで「ペンっ」と叩くことがあります。
それは、外から見れば「たわいのないこと」です。

でも、「本人」は?
母もその時にたわいのない行動が息子を追い詰めていたことに気が付きます。

承認欲求を持って褒めてもらい本人が改善していく際に、改善を阻害しない行動を知ることは大切です。
その後、弟が聞こえていなくて、気がつかせる際には他の方法を選ぶことに成功し、その結果減薬も進み、今ではうるさいくらいにメールが私にきます・・・

なんのメールかって?

「新しいiPhone出たよね」
「今度の医者いついく?」
「マーケットにヘルパーさんが同行してくれるんだけどおねぇちゃんも行かない?」

こんな感じです。

精神的な問題を抱えた家族、親子でも夫婦でもそれは「家族ぐるみでの解決」を心しないとと思ってしまいます。
あなたは、「そうなったのはその人個人の問題だから関係ない」とお考えですか?

もしそうなった理由が「会社」「学校」など外部の刃だったらどう思われますか?
攻撃して我が子を守ることはできるかもしれません。
しかし、意を決して学校へ、会社へ行こうとした時に「以前の問題」が解決していなくて同じ攻撃を受けるかもしれません。

1つだけ・・「そうなった人がいて、自分も似た傾向を持っていて、自分もそうかもしれない」と思うなら「心療内科へどうぞ」
決して、「本を読んだだけで自分もそうなのだ」と胸を張って言わないようにしましょう。

また「行った先で何を言われるかなんてわかってる」と言うのは傲慢だと思います。
相手は無論ピンキリではありますが、「プロ」なんです。
書籍を2・3冊読んで理解したなど、愚かな言い方でしかないと思うのです。


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