見出し画像

23-8-26 激安ヘアカットデビュー

私は現在、完全に無収入である。
有難く頂いていた育休の手当も終了し、貯金を切り崩す生活だ。(夫と私は個人の財産を分けているため)

8,9年ほど通い続けている美容室は、気付けば料金がかなり高くなっていた。(通い始めた頃はこんなに高くなかったはず)
無収入の私にはちと厳しい…。

ということで、初めて激安ヘアカット店に行ってみることにした。
長さを5〜6cm切って少し厚みを取ってもらうという単純なオーダーなので、そう大きな失敗はないだろうと踏んでの判断だ。

予約不要とのことだったので、10時頃ふらりと入店。
客層は高齢者多め。
母親&高校生くらいの娘という客もいた。

担当指名などはできず、手の空いた美容師さんが切ってくれるかたち。
席に座って少し待っていると、40代?くらいの女性美容師さんが来てくれて担当してくれた。
要望を伝え、切ってもらう。

事務的な会話以外は全くしゃべらない。
美容師さんとの雑談は私は嫌いではないが、初対面の人とそんなにベラベラ話したい訳では無いのでこれは気が楽。
ほかの美容師さんを見ていても接客は同様のようで、そこのサービスはカット(髪のカットと紛らわしい)しているらしい。

要望通りカットしてもらい、仕上げのブロー……なのだが、私の髪の毛はとにかく量が多く、しかも内側がクセでうねりにうねっているため、ブローにめちゃくちゃ時間がかかっていた。
おそらくカットの時間の1.5〜2倍くらいはかかったのではないだろうか。
果てしなく続くブローの最中、私は(ハズレ客だと思われているだろうな…)(低料金なのにこんな髪の毛をブローさせて申し訳ないな…)と思っていた。
それでも、低料金だろうと手を抜くことなく最後まできっちりブローしてくれた。ありがとう。
完全に追加料金が必要なくらい厄介な髪質でごめんね。

全て終了し、お会計。
申し訳なさが募った私は、担当してくれた方に「すみません、ブロー大変でしたよね…」と謝った。
美容師の女性は「いえいえー大丈夫です♡」とにこやかに返してくれたが、大変じゃなかったわけはないので、大丈夫です♡と言わせるサービスを強要してしまったような気になってますます申し訳なくなった。

料金的には行きつけの美容室より3500円以上安く上がったので大変助かった。
仕上がりも問題は無い。
今後も時々利用させてもらおうかなと思う。



おしまい


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?