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国生みの島、淡路を訪ねたはなし【巻之拾七 なつやすみの思い出 その一】

こんばんは!COLOURFUL WORKER(とはなんぞや?は追々…)の滝澤摩耶(たきざわまや)です(=゚ω゚)ノ

本格的に、夏休みが始まりました!そして始まった結果、、、
曜日感覚が完全にマヒしてしまいました!\(^-^)/うぇーい
(昨夜、テレビをつけてサザエさんをやってないことで気づいた次第…
そんなわけで、本日火曜日のこんばんはです!笑
なつやすみだし、のんびりまったりいかせてもらいます(*‘ー‘)ノ

国生みの島、淡路

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淡路島と言えば、玉ねぎ!なんてつい食べ物にばかり目がいっちゃいがちな私。同僚と淡路島に行こう!となり、ガイドブックも図書館で借り、プランを練ってるうちに気づく。
そうだった、淡路島、古事記、日本書紀で有名じゃないの!

日本最古の歴史書と言われる『古事記』によると、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)が天沼矛でドロドロした大地をかき回して矛先から落ちた雫で自凝(おのころ)島を創り、そこで更に島をいくつも生むということなのですが、その一番初めに生んだ、とされるのが淡路島。
・・・というわけで、初の淡路島は国生み神話巡りを!

自凝島(おのころ)島神社へ。

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赤い大きな鳥居が目に映る。平安神宮の鳥居をよく見てるから、この鳥居が大きい!みたいなことが書いてあっても、そう?って思ってたけど、後から調べたら平安神宮、厳島神社の鳥居と並んで「日本三大鳥居」と言われているとのこと。
正殿の手前には「鶺鴒石」。白と赤の綱がかかっていて、この石の上につがいの鶺鴒が止まって夫婦の契りを交わしている姿を見て、伊弉諾尊と伊弉冉尊は夫婦の道を拓き、子を産んだと伝えられているのだそうです。
新しい出会いを授かることを願って、お祈りしてきましたよ~(*´з`)~v 笑

伊弉諾(いざなぎ)神宮へ。

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伊弉諾神宮は、伊弉諾尊が子どもの天照大御神に国の統治の権限を委ねて余生を過ごした場所を祀っているところだそうです。
神宮境内には、樹齢900年以上と言われる古木がどっしりと立ってました。元々二株だったものが結合して一株になって成長したという珍しい樹で、御神木として信仰されているのだそうです。

イザナギノミコトがこの場所に落ち着く前に何があったかというと…
ここで鳥頭の私でも覚えている、有名な物語が登場。
火の神を生んだときに、伊弉冉尊が火傷を負って亡くなってしまったけど、伊弉諾尊は未練を断ち切れず、黄泉の国まで会いに行き、伊弉冉尊に”見ないで”と言われたのにチラ見してしまった。目が合ったのは、変わり果てたゾンビ姿の伊弉冉尊…
伊弉冉尊「みぃ~たぁ~なぁ~~~~!!!(ぺД゚)へ」
伊弉諾尊「ぎゃぁ~~~!!(゚Д゚;ノ)ノ」
と、命からがら逃げだしたという話(つД`;)リアルバイオハザード…
この恐怖体験できっと疲れ果てちゃったんでしょうね、伊弉諾尊。。

それにしても、あんなにらぶらぶだったのに黄泉の境目を塞いだ岩を間にして交わした会話が
伊弉冉尊「お前の世界の人を毎日1000人殺してやる!」
伊弉諾尊「だったらこっちは毎日1500人産んでやる!」
なんて悲しい訣別…
ちなみに、伊弉諾尊さま!あなたは産む苦労も知らずなんちゅうことを言うんだ!と思わないでもない。笑

ちょっと出かけた先の何かを知ってみるって、いい!

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若い頃に勉強してる歴史やらなんやら、いったい何の役に立つのかなーって思うこと多かったけど、こうやって勉強したことが今の自分の行動に紐づくことでその土地や場所の何かに思いを馳せたりして、今の出来事と過去の出来事が繋がり、結果、自分の記憶にしっかりと結びついて残っていくんじゃないかなー、とふと思いました。
ただ出かけるだけより、色々想像したり後からこうやって調べて思い出したりして、なんか一味違う(*'▽')b
これから先もずっとずっと、おばあちゃんになってもそんな気持ちでお出かけしたり、何かを勉強してみたりする自分でいたいなと思いました!

なお、自凝島神社、伊弉諾神宮、ともに「縁結び!!!」のご利益があるそうです。
・・・ので、よろしくお願いします!!と帰宅してからも願いを込めながら

巻之拾七【完】 巻之拾八へ続く

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