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メルカリで見つけたフィンランドの露のしずく

フィンランドの Ittala (イッタラ)というガラス器メーカーの豆皿をメルカリで購入した。Ittala (イッタラ)にはシリーズが沢山あって、この豆皿は Kastehelmi (カステヘルミ)というシリーズのもの。フィンランド語で「露のしずく」を意味するカステヘルミ。朝日を浴びて、まるで連なる真珠のようにきらめく朝露にインスピレーションを得て、1964年にオイバ・トイッカによりデザインされたそうだ。

直径8センチ程の小皿たち

北欧デザインは、長く厳しい冬に室内で過ごす時間が多い生活スタイルと、美しい森や湖が多い状況から、自然素材を生かしたシンプルで飽きのこない様式で発達したと聞く。 私が住んでいるアメリカのミネソタ州も冬が長く厳しい。家で過ごす長い時間をより快適にしたくて、デザインの美しい食器や北欧家具を少しづつ集めている。

私はアメリカ在住のため最初はメルカリで買う予定ではなかったのだが、メルカリが発送したものをアメリカに転送してくれるサービスがある事を知って、ポチってしまった。アメリカにもメルカリのようなサイトはあるのだが、この廃盤品であるカステヘルミの豆皿は稀少品で、アメリカの他のサイトで良い状態のものを見つけることができなかったのだ。

フィンランドで作られ日本へ輸出されたガラス器。出品者さんによると実家でほとんど使われずに眠っていたビンテージとのこと。今回アメリカ在住の私の目にとまり、出品者さんが丁寧に梱包して発送してくださり、さらに海外発送をしてくれる仲介業者さんを経て、はるばるアメリカまで送られてきた。みなさん、ありがとう! 大切に使わせていただきます。

英語では "Glass Coaster"と書いてある当製品、私は勝手に豆皿と呼んでいる。 直径8センチ程で、おしょうゆと薬味をのせるのにちょうどいい大きさなので。

こんな風に小さなお菓子をのっけるのもいいし

下記みたいに、飲み物にレモンを添えたりするのにも使える。

右側は現行品のカステヘルミのグラス

このキラキラ、つぶつぶの宝物を手にしてワクワク。

稀少な品を手に入れることができたのを機に、イッタラのコレクション購入にちょっと火がついてしまった私。もう一品購入。それは・・・

Kastehelmi(カステヘルミ)のコーヒーカップとソーサーのセット。

イッタラのカステヘルミのカップとソーサーのペアセット

ただし、こちらは欧米版のメルカリとも言える、Estyで購入。このカップ&ソーサーも廃盤品のため出品数は少なかったが、Estyで適正価格で見つけることができた。フィンランド語の新聞に包装されて届いたので、なんとはるばるフィンランドの出品者がアメリカまで発送してくださった事に気付いた。

フィンランド語の新聞に包まれてやってきた!

エスプレッソを淹れるのにちょうどいい大きさ。

小ぶりなので、ダブルエスプレッソにちょうどいい

アイスクリームを入れてもいいかも。その上にエスプレッソをかけてアフォガートにしてみようか。  

シンプルな飲み物でも、カステヘルミのガラス器に入れるとおしゃれ感と清涼感が増すような気がするし、これから暑くなるにつれ、涼しげなガラス器が涼感を誘ってくれ、我が家のテーブルでますます活躍しそうな予感。


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