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ミドナ腎臓治療経過観察記 -1-
はじめに
ミドナ腎臓治療経過観察記は我が家の猫の投薬治療忘備録です。
一連の経過を記録することでミドナの記録を残したいのと、似た境遇の方にとって何かしらの参考になればと考え、経過を綴ることにしました。
我が家の場合の症例、治療経過の記録ですので、ご参考程度にご覧いただけますと幸いです。
現在治療は投薬のみで2024年5月11日から始めたばかりです。
検査時以外通院が必要なわけではありませんので更新は不定期です。
ですが治療に関する内容だけですと流石に更新期間が空きすぎると思われますので、治療に関する内容が埋もれない程度にミドナとの生活の振り返りなども箸休めとして掲載してゆきたいと思います。
どうぞお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
ミドナについて
![](https://assets.st-note.com/img/1715958301756-R0BFJCautu.jpg?width=800)
我が家にはミドナというの白黒ハチワレ猫がいます。
雑種の雄で去勢しており、室内飼いです。
2011年10月、猫の保護活動をされている方から譲り受けました。
誕生日は不明なので、4月2日としています。
迎えたときに生後半年くらいだったのですが、すでに3.7kgありました。
骨太で健康そうで、でも臆病そう。綺麗なカッパーの瞳で目力のある子でした。
ちなみに名前の元ネタはトワイライトなプリンセスです。極丸と言うエキセントリックな忍者の名前も候補でしたが止められました。
◆2024年5月11日
![](https://assets.st-note.com/img/1715959331824-c0pr9cvTMa.jpg?width=800)
尿素窒素、クレアチニン数値が限界を超えた
尿素数値 57.1 mg/dL
クレアチニン 3.39 mg/dL
検査の結果共に基準値を大幅に超えていると告げられました。
投薬治療の始まりです。
健康診断は半年ごとに受けており、前回11月の時も基準値は超えていましたが僅かだったため経過観察となっていました。
しかし、今回は誤差や一時的なものとは言い難い上がり方をしており、とうとう投薬治療を開始することとなりました。
処方薬
内服薬の『ラプロス(RAPROS)』
食事に混ぜて摂取する『イパチキン(IPAKITINE)』
の2種類を処方してもらいました。
以下は薬のサイトの説明をかいつまんだ内容です。
・ラプロス(RAPROS)
東レから出ている動物薬で、以下の作用により腎臓の虚血と低酸素状態を改善させるとされ臨床症状を改善させるそうです。
・血管内皮細胞の障害を防ぐ(血管内皮保護)
・血管を拡張させる(血管拡張)
・炎症を防ぐ(炎症性サイトカイン産生抑制)
・血栓を防ぐ(抗血小板)
処方薬のため市販されていません。
・イパチキン(IPAKITINE)
フランスの動物医薬品メーカー、ベトキノール販売のサプリメントです。
炭酸カルシウムとキトサンにより、キャットフードに含まれるリンを消化器官内で吸着するそうです。
腎臓病だと血液中のリン濃度が上がり、それによって骨がもろくなる。動脈硬化を引き起こすため、腎臓病の猫の治療には有効なようです。
サプリメントなのでどこでも売ってます。
処方薬代金
今回処方された薬品代の内訳です。
・ラプロス
1ヶ月分60錠(朝晩1錠ずつ)
¥9,000-(@¥150-)
・イパキチン(IPAKITINE)
60g
¥2,850-
◆次回検査
まずラプロスとイパキチンの投薬を一ヶ月続け、6月中に再度血液検査を行う予定です。
次回検査結果で少なくとも数値が変わらないか、あわよくばわずかでも改善していることを願ってやみません。
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