私の卒業

子育てがそろそろ終わりそうになってきました。子育て真っ最中の時は、私だけが取り残されている気分になっていました。大好きな子供たちに訳もなくイライラしたり、そのことに落ち込んだりと自分でコントロールできないくらい。仕事と子育てを両立させなければという思いがぶつかって、自分が分からなくなっていたんです。何者かにならなければと焦っていたんです。「・・・にならなければ」って、結局は自分を不自由に落とし込む言葉だったんだと私は思っています。不自由さにイライラしてたんです。

当時、私は『○○くんのお母さん』と呼ばれるのがあまり好きではなかったんです。私という存在が消されているような感覚、私にも名前がある!と。でも子育てを楽しもうと決めた時から、何者にもならなくても『○○くんのお母さん』で良いと思うようになりました。本当のことだしね。

子供と一緒に過ごせる時間って本当にあっという間なんです。子育て真っ只中の時は『いつまで続くの~』って思う時もありました。自分の時間が持てない!とも。「不自由だ~~~!!」 

でもいよいよ子供が自分の道を考えるようになると一緒にいた時間がなんと短かったと思うんです。子供たちが自由に巣立っていくのを目の当たりにしていると、私もそろそろ不自由から卒業する時期なんですね。

そして私も自由へ入学しまーす!

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