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初の発熱

一歳と2ヶ月(もうすぐ3ヶ月)、初めて息子が40℃の熱を出した。

その日、昼間はすこぶるご機嫌だった。
まだミルクが大好きな息子は、ミルクを飲みながら何かが面白くなったらしく、たまに笑い声をあげながら飲んでいた。

ほどなくして、眠気がきたらしく、17時頃から布団へ移動して寝かしつけをしていた。

いつもなら眠いときは20分も添い寝していれば寝てくれるのに、その日はぐずぐずしてなかなか眠りにつかない。

何気なく身体を触ったら熱くなっていた。
ん?と思いながら、眠いからか?と不思議に思いながらもなんとか眠ってくれたので用事をしていた。

いつもと違う苦しそうな泣き声がするので様子を見に行くと、さっきより熱い。
これはもう熱だな。と気づいて慌てて体温を測ると40℃!

ついに発熱がきた!と思いつつも、この月齢の高熱はよくあることだということは知っていたし、顔色が悪いとか、嘔吐などの別の症状も出てないので、病院に今から連れて行くほうが体力を奪ってしまうんじゃないか。
けど、40℃も出てるって相当やんなー。とぐるぐる考えた。

そして、いつも利用している写真共有アプリ、みてねの別サービス、コールドクターを利用しようと決めた。


ただ、そのサービスを利用しようにも、その頃の息子は主に私の腕の中で仰向けになって過ごしている状態だったので、文字通り手が離せない。
そこで、夫に早く帰ってきてもらい、サービスを利用するための手筈を整えてもらった。

私の場合、事前に家族のアカウントは作っていたものの、いざ利用する際には保険証や医療証の写真登録が必要だったのだ。

息子の風邪の状況の登録なども終えると、アプリのステイタスがドクターを手配中に切り替わった。

体感20分後くらいにコールドクターのスタッフから電話がきた。

これからくるお医者さんの所属先と名前を教えてくださり、到着時間の目安(1時間のレンジがあった)など手短に必要な情報をもらった。

気が動転していたので正確ではないけれど、コールドクターを利用して1時間後くらいにお医者さんが来てくれた気がする。

きてくださったのは、若い女医さんだった。
必要に応じてPCR検査やインフルエンザの検査もしてもらえたけれど、息子のその時の症状は高熱以外になかったし、両親が風邪をひいていなかったので検査の必要はないとの判断だった。

ちなみに検査を受けると数時間後に結果がメールでお知らせされる仕組みらしい。

先生は解熱剤と咳と痰の薬を3回分処方して、颯爽と帰って行かれた。
小さい子を持つ家庭にはとてもありがたいサービスだ。また利用しよう、



さて、息子の熱は、解熱剤を飲めば効くものの、夜になると可哀想なくらいに上がる日が次の日も続いたため、発熱してから2日後に小児科に連れて行った。

その頃には高熱の他、咳や痰といった風邪症状もしっかり出ていたため、診察を受ける前に、病院の屋外でPCR検査とインフルエンザの検査をしなければいけなかった。
後から来た9歳くらいの女の子も泣き叫んでたもんな。わかるわその気持ち。

これが一番しんどい。
大人でも嫌やもんね。


陰性証明をもらって晴れて診察。
解熱剤と風邪の薬を1週間分しっかりもらって帰ってきた。

その日も夕方までは38℃台まで出ていたけれど、夜になっても熱は小康状態のままだった。

これはひょっとしてあれかな。

急に熱が下がったと思ったら全身発疹出てくる場合がある。その場合は、突発性発疹だったってことになるけど、すぐその発疹はひくからと教えてもらっていた。

これのことかな。

発疹は全身ではなかったけれど、なんかぽつぽつと出ているっちゃー出てる。
でも全然多くはない。

結局息子の風邪の原因は突発性発疹だったのかそうじゃないのか、謎に包まれたままだけど、今は熱よりも喉の違和感やそれに伴う咳が主な症状に変わってきた。

それと、超絶な不機嫌と。

イヤイヤ期の入口にも片足を突っ込んでおられるので、風邪によるそれなのかイヤイヤ期によるそれなのかわからないが、不機嫌スイッチが至る所に隠されていててんやわんや。


特に食べてる時にすごい。

今までなら泣く子も黙るバナナや、さつまいもりんごのおやきだったのが、これらルーキーをもってしても口に入れた途端、何か毒でも盛られたのかというくらいに不味そうに口から吐き出し、吐き出したものを手で捻り潰し、さらにはその毒に触れたのであろう舌を手ではたき落とそうとする。

どえらいかんしゃく大魔王だ。


風邪で味覚がおかしくなったのかな?と最初こそ真剣に捉えていたが、なんのことはない。かんしゃくを起こした1分後には普通に食べている。


息子なりに何か考えがあってのことだろうけれど、その洗礼を毎回受ける身はつらい。慣れたけど。

あと2日ほどしたら喉の違和感も治ってくるだろうと思われる。

ゴールデンウィークには元気で帰れますように。

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