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「変わってしまう」ことの寂しさと「変えたい」と思えるワクワク。


コロナをきっかけに、会社で他部署の人と
交流をしたり、宴席の機会がすっかり
なくなった。会社の文化が変わった。

こうなると・・
他部署の人と関わる機会はほとんどない。
それほど大きい会社ではないのに、顔と名前が
一致しなかったり、あいさつ程度の当たり
障りのない会話しか交わしたことのない人ばかり。

お酒も、人と話すこともすごく好きだが、
大人数でその場の「ノリ」に合わせることに
疲れてしまう私は、ありがたかったりもする。
でも、全くないのは寂しいとも思う。

私が入社した6年前は、ホテルの宴会場を
かりて宴会が行われていて、そこで新人が
「余興」を披露するという慣習があった。
私は当時流行っていたDA PUMPの「U.S.A.」を歌って踊った。

今思えば、あの時代は何だったのだろう?と
思うほどに、会社が置かれている環境も、
体制も、人も「激変」してしまった。


昨日、会社でちょっとした集まりがあり
久しぶりに他部署の人とお酒を飲み、
明け方まで楽しんだ。

まもなく入社7年目になるが、
ひと言、ふた言しか話したことがない人が
まだまだいて、こうして会話を楽しみ共感しあい
また新たなことを知ることができる。
「この人と働いてみたい」そう素直に思えた。
早くに辞めていたら、あたりまえだけど
こんなふうに思うこともなかった。


会社の色々なことを知り、大きな壁や
限界を感じていたこの数年。
日々をより良く変えたいのに、頑張っても
なかなか変えることができない現実。

それでもこの環境を大事に、
もう少し頑張ってみたい!と
良い変化を期待できる、気持ちのいい一日だった。

大人数での宴会が苦手。
それは今も変わらない。

でも宴会がただ憂鬱なだけだった気持ちは、
「たまのこの機会を大事にしたい」に
たしかに変わった。

変わってほしくない事が変わってしまう
寂しさ。

反対に、変えたいと願っても変えられない
悔しさも山ほど。

それでも、少しの希望を持って進んでいけたら
新たな感情や人に出会い、よい方へ繋いで
いけるかもしれない。
何より、それを期待できることが
明日への大きな原動力になる気がする。

また月曜日から頑張るか〜!!




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