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一年間スマブラSPをやり込んだ結果

はじめに

こんにちは。 スマブラSPをやり込んでいるうらおもてです。この度は発売から一年間やり込んだ過程や結果などを振り返り、記録しようと思いました。もしよければ気軽に読んでくれると幸いです。
スマブラSP界隈では1ヶ月に1回ペースでユーザー主催の大型大会が各地方にて開催されており、実質最強を決める大会が大いに盛り上がっています。その大会に熱い気持ちで挑戦し続けた中の1人のプレイヤーとして、時系列順に緩く書いていこうと思います。

きっかけ

まず、スマブラSPで強くなろうと思ったきっかけは自分が仲良くさせてもらっている友達が前作の上位プレイヤーで、そのプレイヤー達から「スマブラSPをやって欲しい」と言われた事がこの上無く嬉しかったからです。全ては会話の軽い一言から始まりました。
自分はスマブラXをやり込んでいたプレイヤーでしたが前作のforWiiUを全くと言って良い程やっていなく、そしてやり込んでいたXでさえ全く頭で考えて戦略的にプレイをした事がありませんでした。更にスマブラSPではforのシステムが多く採用されており、”実質”スマブラSPからの新規勢と変わらない位置からのスタートでした。
その時、ゼロから考えを巡らせて戦略的に強くなるべくして強くなっていく事が出来る事に壮大な楽しみを感じて、ワクワクしました。
forをやっていない間別のゲーム(ディシディアNT)で最高ランクに辿り着き、ある程度極めて一区切りした所で次はスマブラSPでの挑戦が始まりました。

目標

スマブラSPを極めるということ。 何を持って極まったと判断し自分を満足させれるのかというのを考えたのち、とてつもなく曖昧な結論に辿り着きました。それはX、forで最前線で最強プレイヤーの一角として活躍していた友達の皆と、ただ互角にフリー対戦ができたり、大会に挑んだり、スマブラの話ができるようになりたいという事だけでした。並んでいて恥ずかしく無いプレイヤーになりたいと思いました。その為には、強いキャラクターを使い、全国で名前を馳せれるくらい大会で順位を上げて強いプレイヤーになる事が第一前提でした。
そういった目標を掲げ、自分のスマブラSPは始まりました。

発売当初 2018年12月~

発売直後、今や最上位の1人の友達から何気無い誘いでスマブラSPを初プレイ。  面白過ぎてやっていない間常にやりたくて仕方無くなるほど。その後程無くしてスマブラSPを購入し、オンラインや地元の友達、そしてオフ対戦場所に積極的に出向き日々対戦を重ねました。
使用キャラクター遍歴はスネーク→ウルフ→マルス→ワリオでした。
ワリオにした理由は「お前はワリオが合ってるから使って一番になれ」と憧れの友達からの一言で興味が湧いたからでした。(Xでワリオをメインにしていたのもあります。)

SP発売後初めての大会出場ではマルスを使いましたが全く歯が立たず。 そこから燃えるように日々オフ対戦をし続けました。
Xの頃のプレイヤーの数々とも再会し、何とも嬉しくて堪りませんでした。
そこでとある転機が訪れました。

「自販機」というプレイヤーとの再会

今では関西のロボット、ウルフ使いとして知られる自販機というプレイヤーにXぶりに再開しました。彼はXの上位プレイヤーの一人でforでスマブラから離れており、自分と近い立場の人間でした。家がとても近く、お互い時間が空いてる時はひたすらスマブラをやりました。
再会した当初、自分がかなり対戦数を上回っている事や自販機の使用キャラのウルフにも慣れている事もあり、勝てるだろうなと思っていましたがそれはとても浅はかな考えでした。
彼はオンライン対戦を全くせず、オフ対戦場所に出向かずとしてほぼ対戦経験を積んでないのにも関わらずとてつもなく強く、そしてセンスを持ち合わせており、自分に幾度と無く完膚無きまでに敗北を叩き込んでくるプレイヤーでした。
そうした彼と対戦をしていてある意味”ムキ”になり毎日どうしたら勝てるかを考えて挑んでいきました。どんなに考えても考えても絶対に僕を負かせてくる彼に、必死に食らいつこうとしていました。
そうして全く勝てそうで勝てない相手にムキになり、考えに考え、研究を重ねてスマブラをしているうちに自分も少しずつ強くなっていってる事を実感しました。
そうした中、4月の大会で彼、自販機というプレイヤーはベスト16に入りました。
その時に自分が対戦している相手が間違い無く強いプレイヤーだった事を改めて実感し、食らいつく為にその日からも対戦を挑み続けて行きました。

4月~6月頃 平日大会参加、念願の予選突破

発売から数ヶ月後、段々と自販機との対戦も濃い試合内容になりつつありましたが、まだまだ自信は無く、大会に出向くも予選落ちが続きました。
そんな中、スマバトサイクロプスという平日大会が毎週金曜日にある事を知り、師匠である友達に誘われ大会には出ずに見学でフリー対戦を目当てに行くことにしました。
その時まで、自分はまだ初心者プレイヤーという自己評価でしたが、その場に居た周囲の人とフリー対戦をしていると、それなりに多くの人に勝てている事に気付きました。そして色んなオフ対戦場に行く度に「うらおもてさんは強い」と評価をして頂く事が増え、大きな自信に繋がりました。もしかしたら大会に出れば勝てるかもしれない。と思わせられ、そこから毎週スマバトサイクロプスに参加するようになりました。結果はリザルト画像(ベスト12まで)には安定して入れる。というのがずっと続くようになりました。
そして遂に5月、6月では念願のスマバトの予選をも突破できるようになりました。ただの通過点だとは思いつつも内心では大喜びでした。
特に6月では本戦でも1勝を果たせれてとても嬉しかったです。

6月~9月頃 住吉対戦会発足 

スマブラSP発売から半年が経ったあと、自分には圧倒的に多数のキャラクターとの対戦経験が不足している事に気付いていました。結果も全く伸びず、大会に赴くも予選落ちを連発していました。自販機ウルフと何百戦もしていた為、余りにも対ウルフにのみ偏りがあり、技量や判断力こそ培われていたものの他のキャラクターには全く思うように勝てて居ませんでした。
更に募集がかかっているオフ対戦環境が自分の住んでいる場所から1時間以上掛かる場所にしか無く、自販機と僕は同じく悩んでおり、いつしか自分達で対戦環境を作らないか?と意気投合し始めました。
そして奇跡的に近場に貸し会議室もあり、7月の末に自分が主催となり対戦会を開催する事が出来ました。
これもあり、自分達は本当に大きく躍進する事が出来ました。今でも参加者や協力者の皆様には感謝しかありません。
この辺りからキャラ対策の意識が始まりました。

9月 平日大会初4位、スマバト予選1位

9月の半ば辺り、世界大会から帰ってきた友達と梅田駅でばったり会い沢山の話を聞かせて貰い、モチベーションが急増しました。特に「一緒に頑張ろう」という一言が今でも自分の原動力になっています。
住吉対戦会などの開催を経て、満を持してスマバトに参加、そしてなんと予選では1位に。 この時ほどスマブラをしていて嬉しかった瞬間は未だに無いです。特に予選落ちが続いていた中だったので本当に嬉しかったです。確実に自分は初心者を脱却していて、強くなっているのがわかりました。
本戦結果は奮わずでしたが、その後の平日大会では初めての4位も取りました。その時初めて、自分が上位プレイヤーの足元に何とかしがみつく事が出来ている事がわかり、更にモチベーションが上がりました。その頃、大会で勝つためのメンタル面での改善なども沢山考えていて、それも大いに役立っていました。

余談

余談ですが、自分は対戦会を開く前までとにかくどこのオフに参加しても無口で、話し掛けられた際の反応も薄く、意図的に必要以上のコミニュケーションを取らないつもりで居ていました。お恥ずかしい事に人と会話をしたり交流する事に自信が無く、対戦以外にエネルギーを使う事を極力避けていました。ですが対戦会を開く際に、こういう態度だとただ対戦相手を減らしているだけだと気付き、積極的に挨拶などをするように心掛けました。そうしているうちに、関西のオフ界隈では沢山の魅力的で優しい人で溢れて居ることを実感しました。一見騒がしい人だと思っていた人であっても、実際に会話する時にはとても礼儀正しい人だったという経験を何度もして、少しでも人を遠ざけようとしていた自分を恨みました…(笑)そうして沢山の人との繋がりが増えたおかげで、自分の開いた対戦会に多くの人が訪れるようにもなり、まさに理想の対戦環境を作る事が出来ました。そしていつの間にか関西のオフ勢の人達がいる空間が何とも居心地が良いなと感じるようになりました。


10月~12月 1年やり込んだ結果

発売から1年が経とうとしてる頃、師匠達に強くなったなと言ってもらえるくらいに成長していました。相手キャラによっては上位の人にも勝てる可能性がある程に強くなれたと思っています。自分は予選落ちをしなくなり、本戦に安定して出場する事が出来ていました。ですが1回戦しか勝てず、TOP96位というのが何度も連続で続きました。
結果的に、先日の大型大会を含め僕はこの1年間やり込んだ結果、320人中最高順位96位の壁を越えられませんでした。
周囲のワリオ対策が進みつつあるのに対し、自分のキャラ対策の穴があるキャラと当たったり、実力上自分を上回っていた相手に当たり敗退というのが主なパターンになっていました。
いつの間にか自分の目標は、とにかくスマバトでベスト32位に入る事になっていましたが、まだまだ高望みだったようです。
この大会で二回戦目以降を勝ち取るには、多くの場合そのキャラクターの1、2位を争う使い手に勝てるくらいの実力が無ければダメな事にも気付きましたが、まだ自分にはそんな強者から勝利を奪える可能性のあるキャラはとても限定的な状態でしたので、こんな所だよな、と納得しています。
結果周囲が少しずつ結果を出しているのに比べ、自分が思うように順位が上がる事がなく悔しい思いをしながら発売一年を迎える事になりました。

一年を振り返ってみて

結果は残念でしたが、この一年間を振り返ってみると悪くは無く、かなり充実していたと思っています。数々の試行錯誤を繰り返して、それが上手くいった際の喜びはスマブラをやっていなかったら中々味わえなかっただろうなと思っています。
前作からのプレイヤーと互角以上に戦えるようになっていた事や、上位プレイヤーに対して自分の読み合いがいくつかでも通せるようになっていた事、自分というプレイヤーが周囲に認知され始めた事、自分の普段対戦しているプレイヤーが大きく結果を残した事や注目される事になった事など、耐え難い悔しい気持ちも沢山感じてきましたが、それ以上に多くの嬉しい事でも溢れていたと思います。
正直、自分にはゲームセンスや才能などは感じておらず、大量の対戦でカバーしている凡プレイヤーだと今も感じています。スマブラを本格的に始める前も、本当に強くなれるのか?とイマイチ自分に自信が持てていませんでした。ですが沢山の人との対戦経験や多くの助言を得たおかげで、何とか一定のラインには到達する事が出来ました。対戦してくれた皆様やモチベーションの原動力になっている仲間には感謝しかありません。
特に、自販機が居なければ今も自分は予選を突破出来無かったか、スマブラを辞めていたかも知れません。
まだまだ気付いてない事なども沢山あると思うので何とか気付きを得て、これからも一歩ずつ強くなっていきたいと思っています。そしていつしか、強いプレイヤーになりたいですね。
雑な文章で読みにくかったと思いますが、ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。

また来年もスマブラで対戦してくださいね。 

よろしくお願いします。m(_ _)m

2/9 追記
2/7、平日大会準優勝、2/8 320人規模大型大会でベスト24位に入りました!!!

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