感想文①「1日が長いと感じる日が、時々でもあるといい」
https://note.com/may_eirenote/n/n23610e1a39c4
この本の出版記念イベントに行ってからだいぶ経ってしまいましたが、年末年始を挟んで、数日前にようやく手に入ったので、一部だけ《つまみ読み》しました。
2020〜2022年をそのまま、私の代わりに書き留めておいてくれた文章…そんな感想を、まず抱きました。他人の日記なのだから、そんな訳はないのだけど。これから、少しずつ読み進めていくつもりで、でもとりあえず、初めて読んだ時に感じたことを率直に書き留めて残したい気分になったので書いていこうと思います。
蟹BOOKSのイベント時に、確か対談相手の清田さんが「私はエラーとか良かった…」と言っていた気がするんですが(自信ないけど…)、
私も、真っ先に気になったのは「私はエラー」のタイトルがつけられた章でした。
今は騙せているけれど、本当の自分がバレたら人が離れていくのではないか、自分が関わる物事は必ず悪い方にいく…普段、表にこそ出さないけれどそう考えている、短く言えば、そういう文章だったのですが、それに対して私の中から出てきたのは「自分だけではなかったんだ」という感想でした。
もう少し正確に自己分析すると、そう考えている部分だけではなくて、自分が行く店は何故か繁盛すると信じている節もあるし(笑)自分の好きなものや思い込んだことに対しては、無条件に好いモノとして取り扱っている節もある。そういう訳だから、周囲から『自己肯定感が低い人には見えない』と評されたり、『勇気がある』とか『行動力がある』とも評されたりするので、自己認識とのギャップに驚くことが多い。
私はエラー感、私も持ってるんだけどな…。
時々、どうしようもなく不安になる時がある。あまりに屈託なく、躊躇いなく、パートナーに褒められる時には、特に。ここで否定することは相手を否定することだと思って自重しているけれど、つくづく、褒められるのは苦手だなあと思う。
そして、元首相の、あの事件の日のこと。いつかのnoteで私も触れたことがあるけれど、小沼さんもまた、同じような衝撃を感じたのだろう。故人からこんな人たちと言われる側、だろうから。
それから、SNSの一部で度々盛り上がっているトランスジェンダー排除言説についての違和感。
日々の美味しそうなごはんの献立についてや、豚キムチが良く出てくる気がすることについて…この本を読んで感じたことを含め、これまでのこと、今のこと、これからのこと。それらを小沼さんと夜通し語り合いたい。そんな気分の、真夜中午前3時。
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