魁‼︎通信制高校

私は通信・広域制の高校を出ています。
県立の通信制は不良が多いから良くないと止められました。
正味な話通信制高校生は「ゴリラとロボットとフレディのいないクロマティ高校」と言っても過言ではない魔窟。
魔窟である分普通の高校よりも良くも悪くもキャラが濃いクラスメイトに囲まれて生活できるのが面白味と私は考えています。

クラスメイトはざっくり分類すると
・不登校だったからあまり勉強が出来なかった人
・高卒の箔が欲しい中退者(不良が多い)
・発達障害または軽度知的障害(卒業後に障害者手帳を受け取るケースが多い)
・持病を抱えている、または病弱なため普通科に通うのが困難(2日制クラス在籍者は大体この事情がある)
で構成されています。
元不登校にとっては勉強の空白を取り戻す絶好のチャンスなのです。

学校によってはカウンセラーの資格を持った教師もいたりするので悩み多き思春期のサポートもしてくれます。
クラスの人数が少ない通信制高校は親身になってくれる教師がいるはずです。

ただ、通信制高校のネックとなっているのは卒業後の進路です。
受け皿である以上どうしても学力は普通制に劣るため、予備校に通ってもレベルの高い大学への進学は難しい面があるのです。
私が卒業した高校は資格を取る為の専門学校に行った人が大半でした。

それでも通信制は楽しいよ。

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