やーんぶ(蛍)
宮古島の歌を少しずつ自分で五線譜にしていけたらと思っています。
(音源を味わいながら・・・時間があるときに!)
今日は1983年に録音された下地メガさんの歌「やーんぶ(蛍)」
「やーんぶ」は宮古の言葉で蛍
耳に聞こえる音をカタカナにして採譜してみました。
最後の「ブユンメー」は付点をつけていますが、そこまで弾んでいません。
『解説付 宮古民謡集 宮古方言(平良)の手引き』平良重信著 の歌詞と解説は、以下の通りです。
やーんぼーやーんぼー
我(バ)んたが家(ヤ)ん来(キ)し
破(ヤ)り箕(ンムス)をかうふぃ来(キ)し
ぶーゆんめーぶーゆんめー
[解説]この歌は子供たちが蛍を呼ぶときの歌であるが、破れ箕を被って吾等の家に来て芋をつなげということは意味がはっきりしないが、芋のことは宮古の方言で「ブウ」と言うから蛍のヤーンブウのブウを芋のブウに代えて合わせていったものであろう。(138頁)
「やーんぼ」は音源からは私には「やんぼー」と聞こえました。
私が宮古言葉が話せたら、もっと正確に書けただろうな!
私自身は宮古島で蛍を見たことはあまりないかもしれない。蛍みたいに光る幼虫を来間島でたくさん見たことはあります!!
(蛍だ!と思って近づいてみたら羽がなかった)
昔は旧平良市にも蛍がいっぱいいたと中学校時代の家庭科の先生が話していたことを思い出しました。
やーんぶ、唱え言葉みたいで歌ってみた感覚が心地良くて好き!
沖縄本島わらべうたの「じんじん」や、全国的に知られる「ほたるこい」との相性もいい!
アフリカの楽器と合わせて見るとこんな感じになりました↓
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