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「紙1枚!独学法」読書メモ

新しいプロジェクトが始まってここに書けないのが残念なくらい学びの多い日々を送っています。糸井重里さんのように物事を抽象化して書く技術がないのでここに書くことはできませんが、働くことについて、主にリーダーシップやチームワークのことなどを考えながら日々過ごしています。

でもこういう学びってタイムリーに言語化しないとすぐに忘れてしまうんですよね。自分のノートに日記のように書き出したりして、いずれブログ記事にまとめるということをすればいいのでしょうが。

というわけで、この「学びを活かす」ためにどうすればいいか、という観点で読んだ本を紹介します。

著者の浅田すぐるさんはトヨタ自動車勤務を経て起業し、「紙一枚にまとめる技術」を提唱。執筆や講演、コンサルティングを行なっている方です。
私が読んだのは、学んだ知識を20字でまとめて思考を整理し、本質を掴んで、あわよくば人に説明できるようになっちゃおうよ、という本です。
LINEの読書グループで、ai さんが紹介していたのを見てすぐに読み始めました!

この本を読んで自分の言葉で要約すること=本質を掴むことなんだってことが腑に落ちましたし、頭のいい人、説明の上手い人は物事の本質を掴んでいるんだということ、そして人に説明できなければ、それは本当に理解しているとは言えない、ということが分かりました。

Part1:インプット
Part2:アウトプット
Part3:コントリビューション(貢献)

という内容で、私が知りたかった内容はPart1と2に書いてあったのでそこだけの話をしますが、ざっくり説明すると読書で知識を得るなら、

Part1:目的を明確化して読み、キーワードを拾って思考を整理し、それを20字でまとめる。
Part2:Part1のあとにWhat、Why、Howの3つの質問を作り、その問いの答えを考え、紙1枚にまとめる。

これをやると、1で本質を掴んだので忘れにくく、2で人に説明できたり実践に落とし込めるまでになる、というわけです。

本を購入するとこれらの記入シートがもらえるおまけ付き。

確かにこれをやれば本の内容を忘れることもないですし、構造把握の訓練にもなるのではないかと思いました。今後の読書では、このフレームワークを利用して知識の定着率を高め、数をこなしてマスターしていきたいです。

「20字にまとめる」という部分が字幕翻訳をやったことのある人なら必ずシンパシーを感じるというか、字幕で1秒4文字にまとめる作業も、ある意味本質を見抜く作業なのかもしれないなあ、と思いました。

それにこの本の中でも要点はすべて20字以内にまとめてあって、キャッチコピーを読んでいるような心地よさがあり、短くまとめられたフレーズが心に残ることを体験として理解できる作りになっています。著者の要約力がすばらしく、読んでいて感心しきりでした!

ご興味が湧いたら、ぜひ読んでみてください。

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