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英語学習に翻訳が有効な理由


今日は英語学習の話を。

私が英語スピーキングの学習を続けている主な理由は

・外国の友達とスムーズにコミュニケーションを取りたい
・お客様が外国人のケースが増えている

なのですが、スピーキングには語彙力が絶対不可欠ですよね。

たとえ語彙力があってもそれがパッシブボキャブラリーだと
リーディングには役に立ってもスピーキングには意味がありません。

パッシブボキャブラリー:
意味は分かっても自分では使えない(発しない)語彙

ではどうしたらアクティブボキャブラリーが身に着くのかを模索した結果
採用したのがアウトプット学習法でした。

手っ取り早く理解していただくために記事を紹介したいと思います。

外務省職員としてアラビア語の首相通訳を務めた中川浩一さんの
The Asahi Shimbun GLOBE+の連載です。

第一回は「何のために」外国語をやるのかを考え、
出口戦略を先に考える、という記事。

第二回は 言いたいことをまず日本語で書いて
それを英訳しよう、という記事。

最近では「英語日記BOY」という本もよく売れているようですが
これも基本的に中川さんと同じで、日本語で言いたいフレーズを書いて
それを英訳するというメソッドです。

もしや、英語学習分野に翻訳ブームが来ているのでは…?!

では私は何をやっているかというと和訳のついた短い英文を用意して
和訳文を口頭で英訳しています。

最近気に入っている教材は、NHKの番組「ニュースで学ぶ現代英語」です。

英語と日本語のスクリプトあり、解説あり、音声ありで、
平日は毎日更新されてすべて無料でアクセスできます。
ありがとう、NHK!

何がいいって、短いのがいいんです。
1日15分と決めて1記事ずつ口頭で英訳しています。
難しかったものは翌日と一週間後に復習することも忘れずに!

以前は日経の英語ニュースなどを使っていましたが、内容が偏っているので
簡単でとっつきやすい話題のこっちの方が断然お勧めです。

英訳をやってみて気づいたのは、
このエクササイズが和訳にも役に立つということ。
例えば「決定する」という言葉が出てきた時に

determine
decide
conclude

などいくつか言葉が思い浮かんだとします。
この中のどれがこの文脈に最も適切か、なんて考えていると
その言葉のニュアンスの違いまで気にするようになって、
それが和訳でも生きてきている気がするんです(当社比)。

英語を多面的に見る癖がつくというか、
英語という言語を立体的に学べている気がするんですよね(当社比)。

気になる方は、是非試してみてください。

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