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【面談】休職にあたっての面談

6月某日、私は上司との面談を経て、すぐにその後のスケジュールを白紙とし、欠勤扱いの休日になりました。

そして人事課から、プライベートアドレスに連絡があり、面談を行いました。今回はその面談でお話したことなどを書き留めていきます。


まえがきとして。

この面談は、本来の目的は休職願を提出し、欠勤分の有休を利用するなどの事務的手続きのためのものです。

私は、この面談時、今目の前にいる人の一挙手一投足すら怖く思う時期でした。会社の人に呼び出されて出向くこと自体、怖いことでした。相変わらず電車に乗れず、途中下車しては椅子に座って、カバンを抱えてどうしようか思案する、そんな頃でした。

もし、これを読んでいる、同じような症状の方がいたら、会社に出向くのが少しでも怖かったり困難であれば、躊躇なく電話面談やWeb面談を選択して良いと思います。


《面談の内容》

①休職に至るまでの経緯

まずお話したのは、休職に至るまでの経緯です。

前記事等で書いてありますので詳しくは割愛しますが、

・日々の業務の客観的な量と質

自分のキャパシティを大きく上回る仕事量と、それに納得のいくクオリティで仕事ができていない。心理的安全性が保たれず、その部署内で発言できていない。

・その時にどのような思いで仕事をしていたか

やってもやっても終わらず、もがく思いで仕事をしていた。発言ができず、自分の意見を押し込めることが多かった。やりがいや喜びよりも、徒労感が日々増していった。

・本当はどうしたかったのか、どうすれば良かったのか

きちんと業務量の整頓と、上司との相談をすればよかった。自身でなんとかできる問題ではなくなっていた。

以上のようなことを話しました。

詳細に関しては伏せますが、派遣さんやアルバイトの方などの管理も任されていた為、仕事の配分や人間関係によって大きく疲弊している部分もあり、とにかく話している間は涙が止まらなかったことを覚えています。何が悲しくて泣いているわけでもなく、とにかく「ようやく解放される」という安堵感で気持ちが埋められていたと思います。

②事務的手続きと傷病手当金の説明

会社に対する休職願を記入しました。

正式には、昨年度使用できていなかった有給休暇を充当し、その有休分がすべて消化しきれた日付から休職となることなど、会社の制度と、今回適用される内容などの説明がありました。

そして傷病手当金について、説明を受けました。

この制度は、実際に心療内科に行った際に聞いておりましたが、実際の会社での記入書式や主治医に記入を依頼する箇所などの具体的な記入方法についてのお話、そして振込のスケジュールについての話がありました。

余談ですが、傷病手当は支給までに時間がかかります。知りませんでした。そのため、しばらくは貯金切り崩し生活になるのです。私的にはそこのストレスも復職を急ぐことに拍車をかけることになるのでした。

こちらはまた後日お話しします。

③労いと今後の過ごし方

今までの経緯を説明したのちに、即座に事務的手続きのお話になったので、少々面食らったのですが…

辛い気持ちに寄り添っていただき、人事部長の感想やねぎらいの言葉をいただきました。実は少々面識があり、ご心配をいただいていたようでした。

実際のところ、上司に対し申し訳ない気持ちでいっぱいで、残してきた業務もすべて上司が代理で面談や打ち合わせ等していただいていることに罪悪感が残っていました。

「○○さん(上司)は、部下の仕事のマネジメント業務をするからマネージャーという肩書なのであって、そこも仕事の一部だから大丈夫。

あなたが職務怠慢でしわ寄せが行ったのではないでしょう?

コップに貯まった水が溢れてしまいそうで、そのコップすらも壊れそうなことに気づけなかった責任がある。だからあなたはまず壊れてしまったコップを治すために、一生懸命に休みなさい。」

この言葉で罪悪感は少し消え、肩の荷を下ろしてゆっくり休んでいいんだ、と気持ちが楽になりました。

私がわざわざ出向いた理由は、少しでも話をしたくて、(泣いてしまいそうだったので、電話だと話にならなくなってしまいそうだったので)、そして色々な荷物を取りに行くためでした。自分のものがどんな人に触られるか分からない状況が嫌だったのです。

このような形で、休職に入ることになりました。

次回は、休職に入って直後の1日のルーティンを書こうかと思っています。そして、パートナーとのやり取りや、通院中のことなどもいずれ…

しなくてもよい経験かと思いますが、これが誰かのためになっていたら有難いことだと思います。

素敵な週末をお過ごしください。

Koharu




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