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【休職面談前】人から見た自分と本当の自分のギャップに戸惑う

前記事では休職に入るまでの経緯を書きました。

前記事の最後に、

・どう行動すればよかったのか?
・どのような心持ちで仕事に望めば良いのか?

以上の2点を、人事課との面談で指摘、アドバイスされた内容に沿いながら書いていこうと思います。

と書きましたがここは敢えて(やや後ろ向きですが)

どのような行動、心持ちがまずかったのか

というNG行動を書いていこうと思います。

書いていく中で、相当なギャップの中で苦しかった頃を思い出したので、今回はこんなタイトルです。

自分自身と、人事課や上司たちの見る”仕事をする私という人間”が大きくズレていると感じた為に、復職後の今も、残念ながら違和感は拭えていません。

なぜなら、彼らが私に対してする働きかけは全て

”あの時のバリバリ働けていた○○さんに戻れるようにサポートするよ!”

というモチベーションだからです。

少し脱線しましたが、以下にまとめていきます。もしこれを読んでくださるあなたが、はっとするような内容があれば、無理に自分を変えようとせずに、すこし意識して力を緩めてみていただけたら、良いと思います。

あくまで”無理に”は禁物です。


①”自分の”仕事を明確に線引きせずにいる

これは、立場や職種、業種により出来る部分とそうでない部分があるかと思います。

私が適応障害に至るまでのストレス要因として、

自分のキャパシティを大きく上回る受け持ち顧客の数、そして質(難しい方も中にはいました)がありました。そして上司の受け持ちとの境界は曖昧だったので、もちろん忙しそうにしていたら空気を読んで対応にあたることもありました。

体制として適切な人員配置ではなく、新入社員だった私にとってはとても難しい要求を日々されていました。なのに、安請け合いしがちでした。

きちんと出来ること、出来ないことを分かる範囲で相手に、そして周囲に発信すれば、手を差し伸べてもらえることもあったかもしれません。

どこまでやればいいんだろう…という終わりの見えない戦いのように感じていました。

きちんと自分の役割、役目、仕事量を決めて(中々難しいですが)働くことがベストだと思います。

②今日やることの最低ラインを決めない

自分自身、完璧主義なところがありました。

「今日ここまでできたから、あとはこれもやってしまおう」

この意識は成長意欲の表れかと思いますが、最終的には、

「昨日あれもこれもやれたはずなのに、今日はどうして」

という思いに変化していきました。

職種、業種によって異なりますが、仕事が毎日一定量のノルマがあって、それを完成させればOKというものはほぼ無いと思います。季節や時期、需要や市場の状況によって常に方法や手段に変化があるはずです。

だからこそ、始業前に今日はこれとこれができればOK、そして出来たら「(新入社員なのに)これだけ自分はできたんだ、すごい」とほめる。これくらいの心持ちで、結果がついてくればなお良い。と思い込むことが大切です。

と、当時の事業部長に、新卒として以前の事業部に配属されてすぐアドバイスいただいたことを、休職してから思い出しました。

忙しさに流されず、優先順位をつけること。つけ方が分からなかったら、人に聞くこと。

今もずっと意識して行動するように心がけています。

③休憩を取らない、仕事を持ち帰る

会社で働く上で、休憩時間が存在します。なぜか、(そんなものはない)と看過されている職場も、中にはあるようです。

忙しさというのは、人を狂わせます。

アドレナリンが出ている最中は、途轍もなく集中できますし、自分自身の無敵感があるのです。捗っている最中に、できれば休憩を取りたくない。そして、残業がかなり厳しくみられる職場でした。当然、残れません。

そんな私は、家に帰って廃人と化す生き物になってしまいました。しかも、この廃人、仕事を持ち帰ったりもしていたのです。

当たり前ですが、能率は落ちます。

廃人化する→それでも仕事する→どこかで綻びが生じる

→そのリカバリーに時間を使う→また時間がかかる→休憩取れない


色々なところで散々目にしたことがあると思いますので、これ以上は書きませんが、頑張れば頑張った分だけ仕事は回ってくるので、無理になる前に人に相談するべきでした。


④周囲に助けを求めず、常に良い顔をする

①~③の状態でも、音を上げるのは嫌でした。無理ですできません、は言いたくありませんでした。ここまでくると安いプライドや意地、になってきますが。

アルバイトの方や派遣さんに、辛そうな顔を見せたくなかったので、できるだけ常に忙しくても笑顔を絶やさないようにしていました。

上長にも、仕事の相談や愚痴を言えませんでした。

一度、自分の事業部のさらに上の首都圏の管轄をしている方が巡回に来られて、実際にお話をしたことがありました。

以前の記事

に、”上層部に気に入られている”と書きましたが、この方とお話をした際に、自分の仕事に対するモチベーションややりがいなどをお話させていただき褒めていただいたことがあったのです。

(実際にこの方の影響が大きく、プロジェクトに参加させていただいたり、新卒2年目としては異例の昇進試験にチャレンジを打診されたこともありました。休職で立ち消えてしまいましたが…)

まだ大した結果も出せていない私にとっては、身に余るお言葉でしたが、働き方を非常に気にされていて、「きちんと周囲を頼りなさい」とも言われました。

結局はその言葉をも背を向けてしまうことになってしまいました。

やはり、”辛い”と感じる瞬間は人それぞれです。なので、共感を求めて人に伝えると、思っていたような返答は返ってこないかもしれません。

でも、状況を変えることはできるはずです。その人それぞれに合った形で、変えていくべきだと思うのです。


以上、拙いながらも、自分自身の今後の働き方のためにも、まとめてみました。有益な情報ではないかと思いますが、何かの参考になれば幸いです。

次回は、人事課との面談で実際に話した内容などを書いていこうかと思います。


余談ですが、現職を退職することになりました。後日改めて記事にしようと思います。この職場を離れることになって、また色々と心境に変化はありました。つぶやきなどもよかったらご覧になってください。

Koharu



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