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スコーンに愛を



初めてスコーンを作ったとき、その焼きたてのおいしさにこれは神様のおやつだと思った。

初スコーン

それから数年、どうしようもなくスコーンが食べたくなるときが定期的に訪れる。それも、オーブンから出したての生まれたてのほっかほかスコーンじゃないとやだ!っていう抗いがたき欲望。他のものじゃ決して満たされない。これは神様のおやつに手を出した罪なのでしょうか。

ということで禁断症状が出る前にスコーンをちょくちょく作らねばならない運命となったわたしは、愛すべきスコーンをせっせと焼いています。


チョコチップ入り

スタバっぽい三角のスコーンつくるのにハマってる。楽だし🐪


熱で少し溶けたチョコチップが口の中でじゅわってなる瞬間がすき。甘さがじんわりと舌を焼く、あの優しい熱がすき。猫舌だけど。

栗っこスコーン

つくったのは去年のことなのに今でもはっきり覚えてる。栗&メープルって絶対おいしいよなと意気揚々とメープルシュガーを買ってきた。うきうきわくわく甘栗砕いて生地をつくって、いざオーブンの扉を閉め、くるりと振り向いた目線の先には未開封のメープルシュガーがいたのだった。

「(入れ忘れた…!)」

と言葉にならない悲鳴をあげても焼き始めたスコーンに今からメープルシュガーぶっこむ訳にもいかぬ。ただ無力に立ち尽くすのみ。

ということで若干物足りない味になってしまったけれども、はちみつたらりで甘さ追完。おいしくいただきました。ちなみにメープルシュガーは別のものに使いました。無駄にはしないぜ。

ねこーん

前の記事を読んでくれた方、覚えていますか。ねこーんとはねこのスコーンのことでしたね。テストに出るからね。

とりあえずかわいい。以上。かわいい。

ちいかわスコーン

ちいかわのクッキー型でちいかわたちのスコーン焼いてみた。かわいすぎてキレそうになった。

並べてみました。かわいすぎて誤ってフィギュアを食べそうになった。

みんなでスコーンタイム。なんなのこの幸せ時間。自分で言うのもなんだけど、かわいいスコーン生み出しすぎてて来世はスコーンのアイドル事務所の社長になるんじゃないかって気がしてきた。スコーンのアイドルってなに?


チーズとバジルのスコーン

粉チーズとバジルを入れて、お食事系スコーンをつくってみた…というものの水分が多かったのかベーキングパウダーが古かったのか、ぺちゃんこのスコーンになりました。

飛べない豚はただの豚ですが、膨らまないスコーンはもはやスコーンですらない気がする。何回かに一回はこのぺちゃんこスコーンが出来上がるのだけど、そういうときは大抵気持ちが乱れてる、と思ってる。

まあこれ、カリッとしてておいしいんだけどね!あとチーズの香りが食欲そそりすぎてお腹ずっと鳴ってる。


バナナとホワイトチョコときなこのスコーン

中途半端に余ってたものをぶちこみました。
バナナとホワイトチョコときなこ、いけるか…?って思いつつ、出来上がってみると意外と合う合うこの子たち。

「熟したバナナのナチュラルな甘さと、きなこの香ばしさ、誘惑するようなホワイトチョコの甘い香り。それぞれが個性を持ちつつ、それを打ち消すことなく調和する…そうこれはまるでPerfume。チョコレートディスコならぬスコーンディスコなのだ」

夫「(また変なこと言ってる)また変なこと言ってる」

「心の声が漏れてる」

夫「(やばい)おいしいね!」


スコーンに愛を

最近常備してるお粉が米粉なので、スコーンも米粉で作ることが多いのだけど、米粉だとあんまり膨らまないのが難点。それはそれでかわいいし、中はしっとりめに出来上がるから食べやすいのだけど、そろそろ強力粉のザックザクスコーンも食べたいな…。

春が近づいたと思いきや、遠のいて雪が降る3月。でも3月だからね、桜のスコーンとか焼いてみたいなあ!

本日もスコーンに愛を捧げる。神様のおやつは罪深い。みんなもどうぞ手を出して、焼きたてスコーンの呪いにかかってほしい。