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結婚式の話。

どんなに素敵な思い出でも記憶は薄れてしまうから
結婚式の話を書き留めておこう。


結婚式はハワイで挙げた。
そもそも結婚式をどうするかで、夫とは一悶着あった。

私:共通の知り合いを呼んで、ワイワイしたい
夫:2人だけでいい

そもそも夫は結婚式が2回目だったこともあり
乗り気ではなかった。
ただ、私の為に結婚式を挙げようとは思ってくれたが
なんせ、人を呼びたくないらしい。

私はというと、堅苦しい結婚式をするつもりはないが
一生に一度だからこそ、会いたい人全員に会いたいと思っていた。

意見がぶつかり、一時冷戦状態だったが
そもそもは2人の幸せのために行うはずが、なぜ喧嘩しているのか?
相手が嫌がっているのを、わざわざ押し切る必要があるのか?
と考えたすえ

結果、少人数で行う。どうせなら、海外で挙げよう。
条件として私の幼馴染だけは招待する
ということで落ち着いた。

結婚式準備は、ほぼ私が行い(私がしたいんだから仕方ないですよね)
当日までに小さなイライラはあったものの
なんとか、挙式当日を迎えた。



ちなみに
私の結婚式のイメージはというと・・・
友達の結婚式は、何度か行っていた。
感動はする。確かに、感動はするけど!
正直、冷めていた自分もいた。

誓いの言葉のシーンって、家族以外感動する?とか。
ケーキ入刀とか、ファーストバイトいる?とか。
友達は可愛いにしても
「皆さま、カメラを持って前にお集まりくださ~い」みたいな
司会者の煽りが苦手なのだ。

せっかく厳かに進行している挙式も
カメラのシャッター音でなんか萎えるし。
素人が写真撮るより、プロが撮った写真が後で貰えるなら
わざわざ撮る必要もないかと思っていたり。

こんなことを言っているが、
20代で呼ばれた結婚式の多くが
中学のクラブが一緒だったからという数合わせ的ポジションが多く
それまで疎遠だったのに、結婚式の時だけ呼ばれて
馴れ初めも知らない初めましての新郎にも感動できず
なんだか、心が置いてけぼりだったのである。

※後に、幼馴染の披露宴パーティーでは
友人代表スピーチを任され
無事に号泣しながら手紙を読むという
感動する心も持ち合わせていたから
やっぱり、結婚式って間柄によりますね。


話は戻るが、
30代ということもあり
ふわふわ、キラキラのドレスにも抵抗があった。
頭にティアラなんて恥ずかしくて、無理。
みたいな我儘もあり、
ドレスはほぼ見ないで、お手軽な基本プランのドレスを
一回試着しただけで決めた。
(ドレスにこだわると、びっくりする値段だね)
(ただ、どのドレス着ても似合わない気がして、ショックで3キロ痩せました)


ゆうても、結婚式ってそんな感動しないだとうと思って
挑んだら、びっくりした!

感動する!笑

やる前は、なんでこんな金額高いの~!って思っていたが
ある程度お金を出していいと思えるほど
感動したし
やってよかった。
もし迷っている人がいたら、挙式を勧めたいぐらい。


期待していなかったからこそ、逆に満足度が高いのかもしれないが
満足した理由も残しておきたい。


まず、①プロはすごい。
30代だし、ドレスなんて似合わないと思っていたが
プロの手にかかると、こんな見違えるのか
ドレス、似合う!笑
可愛い!
さすがプロ!
いくつになってもドレスってテンション上がる~!
可愛い!(2回目)

②ロケーションがかなり良かった!
挙式会場は写真を見て、雰囲気が好きで決めた。
(表紙の写真)

他は全く見なかったし、迷わず即決。
シェラトンワイキキホテル最上階のザ・ダイヤモンドヘッドチャペル。

これがまた、実際は写真を超えてくる。
挙式会場の扉が開くと、とんでもない景色が待っていた。
写真で見ても、映像で見ても
確かにキレイだけど、
それじゃ写しきれない規模感。
壮大感。
圧巻だった。
死ぬ前に色んな思い出を走馬灯で振り返ると思うけど
この景色には勝てない。
絶対、忘れられない景色となったし
そんな景色を夫と見れたことが本当に良かった。

それだけで大金を払ったことも
結婚式をしたことにも価値があった。
また、見たいな。



③結婚式を少人数で行えたこと
結局、これで良かったです。
少人数だからこそ、ゆっくり話ができた。
また、ハワイの挙式スタイルがとても良かった!

絶景の挙式会場でみんなで写真を撮ったあとは
トロリーバスを貸し切り
ワイキキビーチを抜け、街の公園に向かう。

トロリーバスですれ違う街の人々は
私の姿を見て「コングラチュレーション!」と笑顔で手を振ってくれたり
ごついバイクに跨ったヤンキーそうな人でさえ
お祝いのクラクションで迎えてくれる。
ハワイの人達、あたたかい。

大自然の中で写真が撮れたため
普段、写真が苦手な私たちも
硬くなることなく自然な笑顔で素敵な写真が沢山撮れた。

その後のパーティータイムも
みんなと一緒にモリモリ食べる。笑
長く堅苦しい乾杯の挨拶もしない、
お酒を注ぎにまわることもしない、
ファーストバイトは丁度、幼馴染の子供が誕生日だったので
バースデーケーキとしてプレゼントした。
ただ、楽しい時間を、ただただ一緒に過ごせたので
本当に幸せだった。
(日本の披露宴っておもてなしの心に溢れてますよね?)
(結果、忙しなく進んでいくので、ハワイののんびり自由って時間の使い方が私には合っていた)
 

④夫が感動して泣いてたこと
私よりも泣いている。
先に泣かれて、むしろ私が泣くに泣けなくなった。笑

誓いの言葉でも泣き、
幼馴染からの手紙でも泣き、
終わってホテルでも泣いていた。

こみあげてくるものがあったそうです。
初めは、乗り気ではなかったみたいだけど
夫の心に残るものができたのであれば
やっぱり、結婚式はやって良かったよ。


結婚式を機に
私たちは写真をよく撮るようになった。
今まで旅行に行っても、あまり撮っていなかったので
振り返れるものが無くて・・・
でも、写真ってやっぱり良いものですね。

前撮りもしてないから、後撮りで着物も着たくなったな~
ハワイから帰ってきたら
暴飲暴食が続いているので
まだキープしている内に撮りに行かなくては!