![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70839526/rectangle_large_type_2_2df3adff34fbd7697d46439171f1e2b2.png?width=1200)
Redshiftで髪の毛をリアルに見せるPrincipled Hairの設定方法
Redshiftは、3.0.38というバージョンから、髪やファーのレンダリングをよりリアルにするPrincipled Hairというマテリアルを実装しました。これは、ズートピアなどのディズニーの映画でも使用されたウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオによるリサーチペーパーをベースにしています。
現在、Redshiftには、以前のヘアとPrincipled Hairの両方がありますので、使用する場合には、Principled Hairを使用する必要があります。従来のものと違う点はメラニン色素の設定がある点です。これにより、黒髪や白髪などもできます。
![](https://assets.st-note.com/img/1643269800921-mzaJXwtZqF.png?width=1200)
メラニンの設定
Albedoの影響がない場合、Melaninのパラメータが0であれば、完全な白髪で、この値が1に近づくほど黒髪になっていきます。Melanin Rednessは赤毛度合になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1643269926004-S0Oko8ngmP.png?width=1200)
髪の色
髪の色はAlbedoで設定します。Albedo Mixのパラメータを上げることで、Albedoで設定した色がメラニンの色と混合されます。金髪にする場合は、Melaninは少なめにして、Albed Mixを値を少し上げます。
![](https://assets.st-note.com/img/1643270108056-3if5INwjbI.png?width=1200)
RoughnessとRoughness(Radial)
Roughnessは、ヘアの長さに沿った光沢の設定になり、値が低いほど光沢が高くなります。Roughness(Radial)は、ヘアの幅に沿った光沢の設定で、こちらも値が低いほど光沢が高くなります。あまり極端な値は不自然になるので、0.3くらいから徐々に調整してみるといいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1643273443975-k3lQa3p35Y.png?width=1200)
ヘアやファー以外のへの利用
以前のヘアは、芝生の設定などに使っていただくといいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1643276786395-v59jJOm1kq.png?width=1200)