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Maxon製品のライセンスを組織で安全に管理するためのチームライセンス

Maxonのライセンスには、個人ライセンスと組織が多人数で使用するチームライセンスがあります。個人ライセンスは、個人のアカウント(メールアドレス)に紐づいているので、企業内で使用者が特定されていない時には、アカウント情報を利用者全員で共有するか、管理者がすべての認証を行う必要があります。


個人ライセンスを組織で使うのはセキュリティ的な問題が

個人ライセンスを複数人で使用するためにアカウントの共有することは、セキュリティ的に問題があり、スタッフの異動や退職のたびにパスワードの変更が必要ですし、アカウント情報の漏洩にもつながりやすいです。また、一人のスタッフが、コンピュータを使い分ける場合複数のライセンスを使用してしまう可能性もあります。

アカウントのセキュリティを安全に保つために、管理者がすべての認証を行う場合は、利用者が多いと管理者に負担が非常に大きいです。
そうした問題を解決するために、Maxonではチームライセンスを提供しています。

個人ライセンスは最大4ライセンスまでに規約が変更

さらに、お客様に安全にご使用いただくために措置として、エンドユーザーライセンス契約の規約が変更され、個人ライセンスは製品の組み合わせに関係なく、一つのアカウントで管理できるライセンス数の総数は4ライセンスなっています。ですので、現在複数ライセンスをお持ちの企業のお客様はチームライセンスへの移行をお願いします。

組織のためのチームライセンス

チームライセンスには、チームライセンスとチームライセンスフローティング(現在Redshiftを除く新規のチームライセンスフローティングは販売終了しました。既存のお客様の継続販売のみになります)の2種類があります。いずれかのチームライセンスを購入された場合、ご利用のMaxonアカウントをチームアカウントに変更することが可能です。

チームアカウントになると、ユーザーを招待して、個人のMaxonアカウントにライセンスを割り当てることができます。チームライセンスフローティングになるとグループを作成してグループメンバーが自由にライセンスを使えるようにできます。

グループの場合、使用者がソフトウェア終了時に自動的にライセンスを解放します。(ライセンスサーバーへの反映には、1~2分程度掛かります)
また、強制終了などにより、ライセンスを解放できない場合や割り当てライセンスが未使用の場合、自動的にライセンスを解放する時間を1時間、3時間、1日、7日、14日のいずれかで設定可能です。

チームライセンスの管理画面

ここから、左側のメニューから4つの異なるビューを選択できます:

ライセンス:ライセンスタブは、アカウント内のすべてのライセンスの概要を提供します。ここでライセンスを割り当てたり、現在のライセンス使用状況を確認することもできます。ライセンスの割り当てに関する詳細については、こちらをクリックしてください。

グループ:グループタブでは、組織のユーザーグループを表示し、管理することができます。これは、チームフローティングライセンスが必要です。新しいグループの作成やフローティングライセンスの管理についての詳細は、こちらをクリックしてください。 - 注:チーム指定ユーザーライセンスではグループに割り当てはできません。

ユーザー:ユーザータブでは、新しいユーザーをチームに招待したり、名前、メール、グループへの割り当てなど、重要なユーザーの詳細を表示することができます。ユーザーの管理に関する詳細については、こちらをクリックしてください。

管理者を管理:ここでは、チーム内の他のユーザーに管理者の役割を割り当てることができます。チームダッシュボードの管理者を管理に関する詳細については、こちらをクリックしてください。

実際の使い方のビデオ

チームライセンス特典

チームライセンスの場合、優先テクニカルサポートやトレーニング(英語)がついています。さらに、Cinema 4DならCinema 4D Commandline レンダーライセンスが各2ライセンスを提供されます。

ライセンスの違いは下記の表をご覧ください。

チームライセンスの購入について

チームライセンスは、Maxonのオンラインショップから直接購入することはできません。弊社営業チームか、販売店までお問い合わせください。なお、チームライセンスには、最低購入ライセンス数がありますので、ご注意ください。

一度チームアカウントにされた場合、翌年はすべてのライセンスをチームライセンスで更新いただく必要があります。
これは過去にチームアカウントに変更されたお客様も対象となります。