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Redshift 3.6.02がリリース

Redshift 3.6.02がリリースされました。

ボリュームのパディング設定

Redshift 3.6追加された標準ボリュームを使うとことで、シェーダーでボリュームを変位させることができるようになりましたが、変位はボリュームの境界ボックス内に限定されるため、あまり大きく変位させると下図のように不自然にカットされる部分がありました。

下と右の部分が途切れている

RSオブジェクトタグにあるパティング設定を使うことで、ボリュームの境界ボックスを拡大できるので、カットされることはなくなりました。

境界ボックスを超えてレンダリングされている

ただし、この設定は値が大きくなるとレンダリング時間が伸びるで注意してください。

トゥーンに新機能

輪郭に新しいオプション

トゥーンの輪郭のラインレンダリングに、反射と屈折した部分にラインを描画させるかどうかのオプションが付きました。
これにより、演出としてキャラクターが鏡に映り込んだときやガラスの向こう側に行ったときは、ラインがレンダリングされないようにできます。

トーンマップパターンにパターンとオプションを追加

トーンマップパターンに、クロスハッチングのパターンが追加されました。
より手描きらしさを表現できるようになりました。

また、パターンのスケールに縦と横のスケールを個別に設定できるようになったので、正弦波のパターンを直線のパターンに変えることができます。他にも、パターンをオフセットできます。