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ちょっとした初体験を、今夜は。

昨日は仕事に追われることもなく、比較的気持ちに余裕のある一日を過ごすことができた。にもかかわらず、ここに書きたいことはあるのにいっこうにその形を結ぼうとせず、書きかけの下書きも進まない。ぼくのわずかばかりの創造性と言語化能力がどこかへ飛んでいってしまったのだろうかと思うくらいに、昨日はぼーっとして頭が働かない一日になってしまった。
でも、今日はそんなこと言っていられないんだ。
頭をフル回転させて、でもリラックスして、楽しまなきゃいけない。
ちょっとした初体験を、今夜は予定している。
一緒に暮らしているぼくの彼女の、同僚とその奥さまをわが家に招待したんだ。


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昨年の7月からはじめたふたり暮らし。8か月がたった今でも、ぼくらふたり以外でうちに入ってもらったことがあるのは、彼女のご両親だけだ。
だれかを招いたり招かれたり、そういうことが嫌いなわけじゃない。でもぼくら、普段の生活のリズムも違えば休みが合うのは日曜日だけ(このことはこのnoteを)。いつかそんなことをしたいね、そう話してはいたけれど、ここまで実現できるチャンスがなかったんだ。
そんなところで訪れた三連休。この日しかないよね。ということで、それが今夜実現するんだけど。

こういうのって、素敵だなぁと思うんだ。
じつは、ずっと憧れていた。
うちはまだ夫婦じゃないけれど、夫婦同士の付き合いというか、お互いのパートナーを、お互いに紹介し合えるような関係。この人がぼくの愛する人です、この人がうちの奥さん、旦那さんですと、いつもうちの人がお世話になっていますと、そうやって輪が拡がっていくような関係性に、ずっと憧れていた。
これって、簡単なことじゃないと思っていて。
たとえばね。
旦那さんでも奥さんでも、彼氏でも彼女でも。自分のパートナーのこと、信頼できていなければ、良好な関係を築けていなければ、他人に紹介する気にはならないんじゃないかな。きっと逆も同じ。パートナーとの信頼関係がちゃんとしていなかったら、紹介されるのも何か面倒くさいというか、そこからつながる新しい関係性を歓迎する気になれないというか。
これはその、紹介する(される)「他人」が自分に近い人であればあるほどそう感じるような気がする。


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人を信じるということは、自分を信じるということだと思う。
パートナーを信じて、この人が自分の大切な人だと堂々と言える自分を信じる。パートナーとの関係を、良好なものに築き上げて来られたことに自信を持つ。そのように思ってもらえていることに、こころから感謝する。
人を信じるということは、自分を信じるということ。
だから、言ってしまえば人は自分だよ。
そう思えれば、自分を大切にするのと同じ気持ちで人を大切にできるはず。
たまにはどうしても合わない人もいるかもしれないし、だれにでも隔たりなくそう思えっていうわけじゃないけれど。
自分の大切な人同士がつながること。大切な人の大切な人に、自分の存在を知らせてもらえること。
これは、信頼がなかったらできないことだから。


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今日は彼女がきっと、おいしいおつまみをつくってくれる。
ワインもある。ウイスキーもある。
今夜のぼくのミッションは、部屋とトイレをキレイにして、恥ずかしくない格好をして、コミュニケーションは苦手だけど、固くても引きつっても、笑顔で話すこと。
ぼくの大切な人と仲良くしてくれていることに、感謝すること。
こうして拡がる輪を、大切にしたい。
ぼくと彼女がふたりで生きていくことを、温かく見守ってくれる人を、友人を、大切にしたい。
そんな決意とともに、今夜はホストとして奮闘するのです。
どんな夜になるかなぁ。
がんばる。たのしむ。
今日を終えるころ、素敵な一日だったとふたりで振り返ることができるように。


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本日もさいごまでお付き合いありがとうございました。
連休の方も、そうでない方も。
こんなときだからこそ、いつにも増して笑顔になれる週末になりますように。
それでは今朝はこの辺で、失礼します。






いただいたサポートは、ほかの方へのサポートやここで表現できることのためにつかわせていただきます。感謝と敬意の善き循環が、ぼくの目標です。