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【10月アルセウスリーグ振り返り】身の丈にパオジアン(ビーダル型)+おまけ


・はじめに

ごきげんよう、もっさ(@Mawssa2000)です。
10月もアルセウスリーグに到達できました。
今回もなぜか習慣となっている振り返りをします。

普段あまり使ってこなかったパオジアンとリザードンのデッキで今回は目指しました。次回はいよいよ使えるデッキが無いです。。。

以前同様網羅的な記事ではなく、感想文・日記に近いものになります。
その点ご了承ください。

・使用デッキ


スイーパーとストップが行き来した。
本当はスイーパー1、ストップ4が良かったが、アドバイス貰ってこうした。


苦手・懐疑的であったペパー型に挑戦。
普通はジェットが炎エネルギー。
ほんとはもうちょっと色々入ってるやつもいっぱい試した。

・ビーダル型パオジアンの魅力「盤面を1だけにできること」

ビーダル型のパオジアンを使っていて、一番「このデッキ良いな」と思ったポイントは、「盤面をサイド1枚分のポケモンで埋めることができ、その上でこちらが2枚以上サイドを取れる」ことでした。当然と言えば当然なのですが、このおかげで「後攻からでも勝てる」サイドプランを組みやすい点が分かりやすくて良かったです。ここでいう、サイド2枚分取れるというのはかがやくゲッコウガで2枚サイドを取ることを指します。

例えば、ミライドンexとの相性について考えてみます。頂への雪道や後手からでもサイドを取ることのできる性能、お守りでちょっと上がった耐久等を考慮していたら、結構ミライドン側に分のあるマッチなのかなと思っていました。

しかし、こちらは非ルールのポケモンを前に盤面を築くことで、相手の残りサイドを奇数で進行させることができます。ミライドン側が最序盤でサンダーexとルチャブルのコンボを決めてきたらまた話は違いますが。

逆にミライドン側もメリープを前にして返したりして、結構お互いいかに2-2-2でサイドプランを通せるかどうかがポイントになる試合になるなと思い、事前に思っていたほど不利でもないのだなと思いました。

また、結局2で2を取る試合になるので、頂への雪道の影響を受けづらいパルキアVstarを弱点でも立てに行くと上手くいく試合が多かったです。

他方、ミュウVmax戦やサーナイトex戦をイメージすると、パオジアンexを出さないプレイが功を奏す場合があります。例えば、メロエッタがメロディアスエコーで後攻から自分のパオジアンを取ってしまった時。前のメロエッタを手裏剣やセグレイブで取れると、盤面にvポケモンがいないので、相手の2-2-2進行を阻止することができます。こちらも3-3で取れば一応間に合いますが、メロエッタまで絡むとそううまくはいかないことが多いです。手裏剣2回でミュウvは飛ぶし、しゅりけん+αでミュウVmaxとゲノセクトvも取れます。特にDTE型ミュウに対しては、先2テクノバスターで2枚取られたときは別にそのあとパオジアン2体で、「3-3でとるぞ!!!」という方針で良いと思うので、ケースバイケースといえばケースバイケースになります。エネルギーが6枚必要なので、パオジアンを出さない上手ぶりをすることで、わななくれいきをしないことによるデメリットとは比較衡量が必要になります。

サーナイト戦で言えば相手の残りサイドがこちらより1枚多いときや、偶数の時、ゲッコウガとセグレイブとビーダルだけの盤面にしておけば、スイッチャーキャンコロ手裏剣で、2枚とることができるものの、相手は返しにサイド2枚を取ることができない盤面を作ることができます。この際相手のミュウexのげっこうしゅりけんでサイドが2枚一気に取られない盤面であるかどうかは確認しておく必要があります。ただ、簡単に捲る、サイドレースで優位に立つことができます。パオジアンでサーナイトexを倒してどっかで2枚取れることを考えると、あと2枚取ればよいだけになりますし、ムーンライトリバースして来たらサーナイトexを2回取る余裕ができるかもしれません。

特にサーナイト戦の話なのですが、終盤にかけて「ビーダルは極力2面立てたい」かなと思います。どのマッチでも「それはそう」ということなのですが、サーナイト戦などは相手の勝ち筋が裏のビーダルを取りつつ、ナンジャモで手札干渉することになってきます。また、例えば序盤でパオジアンを2体ぐるぐるして一生懸命エネルギーをトラッシュに落としたり、手札に加えたりするほど序盤から大量のエネルギーが要求されるわけではない(相手のアタッカ―のHPが低かったり、手裏剣を打つ3エネだけが必要だったり。勿論山札からエネを引っこ抜けた方がスイッチャーキャンコロの精度は上がる。)と思うので、セビエたちを並べつつ、ビッパもどっかで取られても復帰できるように頭の片隅で思っておく方が良いのかなというイメージです。サーナイト戦を例に出しましたが、とにかくセグレイブというより、ビーダルが命綱になる試合が多く、「セグレイブがいてエネルギーは貼れるけど、そのエネルギーがない」、「エネルギーはあるけど、スイッチャーを引く手段がない」みたいなことはビーダルを取られたらほぼ必然的に発生します。

・(おまけ)ピジョット型リザードンのプレイ方針

「リザードンが立つ!!!」という手札になった時に、「ピジョットも立てられる手札だけど、ピジョットを経由した時リザードンは立たないから。。。リザードンだけ立てよう。。。」ということが多いと思います。ここで、リザードンだけ進化して殴り出すと中盤終盤乗り切ることができない試合がとても多かったです。

それこそ、先ほどのパオジアンの議論で出た「サイド1を取らせる」動きによって、パオジアンのセビエを取った返しにリザードンがパオジアンにワンパンされてサイドレース逆転+パオジアンを倒すにはげんきのハチマキ要求になったり、そもそもパオジアンに180当てるだけではサイドを取れずにリザードンを献上したり、ミラージュステップ倒した返しにリバーサル込みで一撃されサイドレース逆転したり。

リザードンexはHPが高く、サイドを取られてから火力が上がります。むしろ前のヒトカゲかミュウを取ってもらってから、相手目線サイドプラン1-2-2-2みたいに、どっかでピジョットが取られがちですが、2・3回リザードンを押し付けるほうが好都合な場面が多いです。

先ほどのパオジアンの論点から引っ張ると、「手裏剣で2枚取りできるから」捲れるという話でした。しかし、こちらが進化しているもしくは手裏剣で取れるサイドが1枚であれば、捲ることはできず、リザードンexやピジョットexを倒すにはパオジアンexが出張するしかありません。最初に1をパオジアン側がとってくれれば、ハチマキこみリザードンで2-2-2を開始できます。逆に言えばパオジアン側も最初のサイドを我慢して2枚一気に取れるところからスタートするなど駆け引きが生まれて楽しいです。ただ、ヒードランが活躍しそうな手札であれば、もちろん最初の1を献上することなく、その1をヒードランに回すことになります。

(余談:手裏剣で1枚だけ取られる盤面ではキャンコロされるだけなので、マナフィをだしてはいけません。)

要するに結構分岐があるのですが、初手で180ダメージを相手のポケモンにぶつける価値中盤終盤の試合展開を見据えた(主にナンジャモによる手札干渉など)ピジョットexの価値(及び、今リザードンを立てることを優先したときに、どれくらい次のターン以降にピジョットを立てることができそうか)比較衡量して、「ピジョットを立てるだけのターン」を創出しても良いと思います。「どうしても殴り始めたい!」みたいな場合によっては初手にポッポに手張りしておけば、次のターンヒトカゲリザードしかいなくても、ピジョットで殴り始めることはできます。リザードンexが沢山サイドを取ってくれるので、そのようなスタートの方が良いときは結構あります。

押し切れると思ってリザードンをとりあえず立てて攻撃した試合の勝率はかなり低く、特にサーナイト相手なんかはピジョットいないと80パーくらい負けてます。ミラーマッチもピジョットがちゃんと立ってる方が勝ってるイメージでした。余談ですが、相手のピジョットを、相手のサイドが3枚以上進んでいない状況でもヒードラン+ボスの指令で倒せるよう、ヒードラン育成計画を立てておけると望ましいです。想定外(もっとサイドが進んでから飛ばされる想定)のタイミングでピジョットがいなくなることになるので、相手の動きがどんどん弱くなっていきます。

・(おまけ)ペパーについて

最初はペパー抜きで博士打ったりアクロマ打ったり、セイボリーいっぱい打ったり、色々していました。ボウルタウンもいっぱい入れてました。

ただ、いくらサポ打ってポケモン置けても、ミラージュステップが無いので、「飴が引けないとピジョットもリザードンも立たず負け」てしまいます。

「後手1のペパーは強いけどそれ以降はグッズ1枚持ってくるカードじゃないかHaha」

くらいにしか思っていなかったんですが、「飴をかさ増しできる」点が非常に評価できるため無理やり突っ込むことになり、その結果いっぱい打ちたいナンジャモも微妙な枚数になりました。

昔ロジックに関係なくフウロ採用が好きだったので、本当はペパーも縦引き札にした方が良いのかもしれませんが、主観としてあくまで自分は使い心地が良かったです。

・おわりに

11月はいよいよデッキがないので、本当に1ミリも苦手克服できていないミライドンあたりに挑戦することになりそうです。別途アルセウスアローラロコンや、ヒスイヌメルゴンVstar、ゾロアークバレット、カビゴンLOなど、普段使っていないデッキにもチャレンジ出来たらなと思います。それでは。巨石丁〜🎵

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