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【ぷりきゅあ】メタモン♢で尖ろう!

はじめに

 こんにちは。もっさ(@Mawssa2000)です。前回の三神ザシアンに関する記事に反響があり、投げ銭をしていただけた方もいらっしゃって、ありがたい限りです。今回も投げ銭形式とさせていただきますので、お役に立てたのなら、是非お願いします🤲
 また、登場するデッキレシピは完成度が高いものではないのであくまで、イメージを膨らませる一助となればと思います。あとレシピあると粗探し含め楽しいと思うので笑 あと、ただメタモン♢をテキトーに入れるのではないということを示すために、メタモン♢を採用するプロセスをあえて具体的すぎるほど掲載しました。わかりづらいところがあるかと思いますがご了承下さい。

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 今回はこちらのメタモン♢(プリズムスター、以下メタモン)についての記事になります。Bのマークがついたカードは近い将来レギュ落ちしてしまうと噂されていますね。次のCL横浜やシティリーグで、活躍しそうなカードがこのメタモンです。

メタモンの強み

 これに関しては説明が要らないかもしれません。簡潔に言えば、「初見殺しができる」こと、そして「苦手なデッキにやや強引だが解答を出せる」こと、「メタモンがベンチに並ぶ時点で相手に追加の思考を迫らせる」ことでしょうか。文章化されていないだけで周知の事実でしょう。

 また、「メタモンの進化先は一種類だけでなくてもいい、使い分けることができる」ということも大きなメリットです。
 例えば、「セキタンザンの弱点をとりたい!」、「でもムゲンダイナの弱点もとりたい!」、「ザシアンも弱点付きたいかな!」って時に色々なタイプのポケモンを使ったデッキを作ろうと思ったとします。

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 まあ例えばこういうデッキがあったとしましょう。どういうことが起きると思いますか?
そうですよね。

「要らねえ奴が出てくる」わけです。

 見た感じ有利そうな雷タイプのデッキ相手に、ミロカロスVでスタートしてしまったら、邪魔どころではありません。負け筋になります。この例はとても極端な例でしたが、「種ポケモンを増やす」ことは危険なことです。
 メタモンは進化先を増やすので、要らないものでスタートすることはありません。もちろん、進化先とはいえ必要のない対面では邪魔なカードとなってしまいます。しかし、そのようなリスクを負ってまで勝ちたい相手がいるというならばアリだと思いますし、特に「すでに一進化ポケモンが入っているデッキ」については「入れ得」だと思っています。そして例えば上のデッキでは20枚のポケモンが採用されていますが、ドローサポートを削らない限り、ポケモン通信というカードが使いやすくなります。

 ここで私が決めていることは三つあって、一つは今述べた「ドローサポートその他必須パーツをメタモンの進化先のために削らない」こと、そして「ポケモンが20枚近く採用されており、クイックボール4枚ポケモン通信3枚を最低限採用できる」こと、最後に「メタモンから進化した一枚で100%勝てるとは思わない」ことです。サイド落ちを除けばポケモン通信というカードがあると、1-1しか採用していない場合でもある程度不自由なく進化をさせれると思います。

具体例

 それでは具体例をいくつか挙げてみようと思います。

インテレオンvmax

 まずはインテレオンVMAXです。最初の画像は夏休みにPTCGOの自主大会にお邪魔させていただいた時に使用したデッキで、全6試合を経て全体6位という成績でした。マッチングの中にはピカチュウ&ゼクロムのデッキもありました。多少汚いレシピで、例には適さない面も多いとは思いますがご了承ください。

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 一応当時のPTCGO内の環境について触れておくと、日本で言う反逆クラッシュのパックまでのプールで、ピカチュウ&ゼクロムgxのデッキが猛威をふるうと共に、個人的にルカメタザシアンが多いと読んでいました。このデッキはフリーザーに二回手張りを要求されることもあって、エネ割りに弱く、フルメタルウォールからの復帰が困難だったため、モスノウを1-1で採用することにしました。結果それがうまくハマり、自分にとっては好成績を収めることができました。その中で、ただユキハミとモスノウを1-1で採用するくらいならば、メタモンを採用しよう、そしてルガルガンを採用しようという考えに至りました。(※ルガルガンはこんなカード↓)

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 つまり、スピード雷エネルギーをつけたピカチュウ&ゼクロムgxを一撃でたおすことができるということです。デデンネgxは必ずといっていいほど相手のベンチにいるので、パルスワンVもスピード雷エネルギーが付いていれば一撃でたおすことができます。ただしこのカードを万能だと思ってはいけないわけです。このカードを使う意図としては、ルガルガンは相手が放置してインテレオンを処理できるほどの代物ではないため、ルガルガンでピカチュウ&ゼクロムgxを倒してサイドを3枚取る場面で手張りをしっかりフリーザーにすることがあります。また、なかなか引けないであろうウィークガードエネルギーを、メタモンが進化して攻撃するだけでサイドを取れる分、そしてルガルガンが倒されてもサイドが一枚しか取られない分、縦引きしてインテレオンに貼れるようにするという意図があります。あくまでメインのインテレオンV maxというカードを使いやすくするための採用であることが伝わるかと思います。一応LOデッキのフリーザーgxの技からの復帰策としてもチラチーノやヤレユータンの弱点も取れるルガルガンを使うことはありますが、基本的にそれ以外は登場しません。でも別に邪魔にはあまりならない。それがメタモンの良いところなのです。

 ピカゼク側の気持ちになってみましょう。手張りしたフリーザーとインテレオン、メタモンが場にいて、本来インテレオンはフリーザーの特性でベンチにいた場合ボスで呼び出せませんが、ここでは3匹どれかをピカゼクで落とせるという局面だとします。あなたならどうしますか?メタモンから狙える人はあまりいないと思います。というか、わざわざボスでメタモンをとってくれるのならこちらはエネルギーのついたフリーザーが殴ることができ、順調にインテレオンVmaxを育てることができます。フリーザーを落とされたらルガルガンで1ターンエネルギーを張らずに相手を倒すターンを作ってその隙に手張りを新たなフリーザーにすれば良いだけです。インテレオンが倒されることは繰り返しますが、フリーザーの特性上無いのですが、倒されたら新しいインテレオンを用意してルガルガンで攻撃、手張りはインテレオンかフリーザーとなります。

 このように、このデッキの場合、メタモンの進化先であるルガルガンというカードが如何にデッキのやれることを増やしているカードなのか、そしてルガルガンが居るから勝てるわけではなく、あくまで主役はメインのポケモンということがよくわかる良い例だと思ったので、レシピが汚くても使わせていただきました。

 ちなみに少々やりすぎかなというので、こういうのもあげておきます。選択肢の多さと、メタモンの進化先は三種類以上あっても良いということを示す例ですね。

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 しょうしゅうしんごうのレアコイルはマチスから通常妨害札を使用するイメージがありますが、数字はキレイでも微妙に火力の足りない三神ザシアン対面で三神にダンデを撃ち込むことで裏を呼んでダイバレットで落とすことができます。もちろんエール団のしたっぱなんかで妨害もできます。同様三神ザシアンに対してはデデンネやクロバットを出したくないので、シルヴァディを立ててアルティメットレイのターンでサイドを取れなくすることでダイバレットを言える回数を増やす、なんてこともできたり。流石にやりすぎ、ある程度方針を統一したほうが良いと思いますが、ただモスノウラインを3-2(初期案)で積むよりはずっと選択肢が広がっていると思います。

ドラパルトVmax

 続いてドラパルトVmaxです。このデッキもインテレオンVmax同様、カラマネロというポケモンを採用しがちですね。これまた自分の中では1-1での採用が多かったです。そしてインテレオン同様弱点を取られてしまうことで不利なデッキがあります。そうムゲンダイナVmaxですね。逆に言えばムゲンダイナ以外のザシアン系統やピカチュウ&ゼクロムgxのデッキ、小ズガには比較的優位に立っていると思います。

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 今回はケケンカニというカードを相方にしてみました。

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このカードでムゲンダイナを倒すには、ムゲンダイナ側がベンチにポケモンを並べてくれなければいけないですよね。もちろん回収ネットでこちらがベンチを減らす工夫はできますし、当然展開にクロバットが必要なので必然的にベンチにポケモンを出さなくてはいけない側面はあるかと思うものの、あなたがムゲンダイナを使うならば、マケンカニがベンチにいる時、三神ザシアン相手にデデンネを出さないのと同じで、あまりベンチにポケモンを並べようとしないのではないでしょうか。3匹の差を作れば良いので、ムゲンダイナ側がベンチを絞ったところでこちら側で打点を調節できることが多いと思いますが、もし仮にメタモンからスタートすればある程度その警戒を解くことができます。(追記:ケケンカニで二回殴れれば勝ちなので、ツインは三枚かなと後悔しています。)

 そして、ケケンカニは雷やムゲンダイナを除く他のマッチではほぼ使わないでしょう。(小ズガで使う?)そんな時はカラマネロを立てておけば良いと思います。(特に前述のルカリオメルメタルデッキなど。)

 ここで一つメタモンのよくないところを示しておきます。例えばマケンカニはHPが80もあるのですが、メタモンはHPが40しかありません。先ほどのユキハミはもともとHPが50しかないので、メタモンを入れても大したことはなかったのですが、例えばドラパルト相手に「とりあえずメタモン出しとけば後で...」みたいな思考でメタモンを出してしまうとかんしゃくヘッドなんかであっという間にやられてしまうかもしれないのです。そういう意味では、ムゲンダイナに対してメタモンを出すことはあまり良い作戦じゃないという意見を持つ方も多いと思います。ですからこのドラパルトデッキもあくまで一例と思っていただければと思います。メタモンは倒されやすいということは自明ですが、とても大事なことです。このデッキに関して言えば一進化が採用されているからといってやや安易にカラマネロ、メタモンを採用するよりはケケンカニラインを充実させ、なんならツインを4枚いれて、ムゲンダイナに対してしっかりケケンカニが殴ることを重視した方が良いとも考えられるのです。自分でメタモン入れといて何言ってんだという感じですが笑

 さらに、インテレオンの例では通常入ってくるシステムポケモンのラインのついでにルガルガンというカードが入っていました。しかし、今回の例では、通常は使わないカードのラインに通常だったらいてもおかしくないシステムポケモンを採用しています。個人的な見解ですが、後者の工夫はあまり思いつきにくいなと思いました。

マッドパーティ

 また、自分で思いついた訳ではないのですが、先ほどのケケンカニというカードがマッドパーティのデッキに採用されているのを見てなるほどと思いました。かんしゃくヘッドでポケモンがどんどん落とされ、フーパといった非GXVポケモンもいるムゲンダイナデッキや、グッズロックをしてくるクワガノンなどに強そうです。そしてこのデッキにも一進化ポケモンであるポットデスが居るわけデス。

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 HPが元から少ないポケモンだらけのデッキかつ、非GXV1匹でサイドを3枚とるようなデッキですから、先ほど述べたHPが少ないメタモンのデメリットは気になりませんね。

その他メタモンと相性の良いカード

 上記の通り、メタモンと何か別のポケモンをデッキに入れる場合、当たり前ですがデッキ全体のことを考えなければなりません。ですから、ピンポイントで「ルガルガンが!」とか「ケケンカニが!」とか言われても、極端な話闘タイプのデッキには全く要りませんよね。とはいえ、「相手がメタモンを出してきた時にどういうポケモンが出てくるかもしれないのか」は、試合中にググれないので予め知っておく必要があると思うのです。こういう初見殺し的な要素は、進化されたら大体もう遅いことが多いです。(とりあえず即席かつ紹介のためのやや強引なものなのでデッキの質は置いといて下さい🙇‍♂️)

 ていうか強い一進化ポケモンとほぼ同義ですね笑

・ダストダス

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・マルマイン

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まずはこれらのカードをいっぺんに紹介しようと思います。

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 マルマインは、上記のマルマインに合わせてマルマインgxが飛び出してくるかもしれないと思っておいた方が良さそうです。ゼラオラgxの技を使うつもりかもしれませんが、メタモンが場にいる時にエネルギーをたくさん落とす作業を行っていたら要警戒です。

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 それよりも、ダストダスです。ピカチュウVmaxの技は270ダメージを出すことができます。しかしこの打点ではアルセウス&ディアルガ&パルキアgxのHP280には10足りない、エレキパワーを2回打ってもギリギリムゲンダイナVmaxを倒せないわけです。多くの場合この問題の解決手段はげんきのはちまきとなりそうですが、クワガノンVと状態異常の相性は抜群です。ジグザグマやはちまきで打点をあげるより効果的かもしれません。マルマインをもっと厚く採用するデッキに刺すのは悪くないのではないでしょうか。

・メモリーカプセル対応のブイズ

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 正直いないと思いますが、どれがかは置いておいて、どのタイプの特性を止めれて、自分のデッキだとどのポケモンの特性が止まるのかは把握しておくべきだと思います。相手が博士の研究を打ったときにメモリーカプセルを落として、その後クイックボールでメタモンを持ってきた時、不安になりたくないです。

・カマスジョー

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 カマスジョーくんはそれこそインテレオンデッキやガラルヒヒダルマデッキに採用され得るかもしれません。モスノウが自然に採用されているので。ダイバレット60+ねらってくしざし120で、デデンネとクロバットは飛びます。スコープ付きのダイバレットであれば90+180で270ダメージも出ます。ただし、こういうカードが落とし穴で、めちゃくちゃ強そうでも明確に採用理由がない限り使ってはいけません。スコープついてれば別にダイバレット2回打てばデデンネもクロバットも落ちます。そして別にそのカードを入れたことによって急に三神ザシアンやムゲンダイナに勝てたりはしません。つまり、繰り返しですが「なんとなく」いれてはいけません。今考えたことですが、例えばフィオネがデッキに既に入っているなら前のVmaxに120ダメージでものっけとけば、確実に仕留めれそうですね。ちょっとだけムゲンダイナを倒せるよう、ドラパルトVmaxデッキに採用するのがよぎりました笑 無理はいけません。

・ジュペッタ

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 ザシアンvが大体Vポケモンを倒すくらいの火力を持っていますね。ミステリートレジャーで持ってこれるのは重要です。

・チルタリス,ドータクン

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 ギルガルドくん、使われるんですかね。火力や耐久面からジュナイパーの方が注目されがちですが、詰むデッキはチルタリスでも詰むわけです。ただ25分という制限時間内に試合が終わるのかという要素が一つ。そして自分がチルタリス1匹で戦うんだというプランをとる場合、回収ネットなどでそれ以外の全てのポケモンを倒されてもサイドが6枚分にならない状況を作れるかという要素が一つ。何より、チルタリスでチマチマ殴らなきゃいけないことが本当にあるのか、そしてそれで解決するのかということがあります。とても強いカードではありますが、2体3体と立てることで強いカードだと思います。

・化石

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 化石から進化するカードはメタモンを使えば化石いらず、というのはメタモンの大きな利点でしょう。特にパッチルドンは強そうだなと思いますが、やはりこのカードも2体以上建てたいかなと思いますし、その20ダメージでどの敵のHPにキレイに届くのかは考えてから使いましょう。余談ですが、たくさん立てば溶接工デッキはだいぶしんどくなります。2体立てば火の玉サーカスのズガドーンは火の玉サーカスを打てません🤡

・ミロカロス

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 こっそり注目しているカードです。回転飛行のカプ・コケコのようなカードとばらまくようなデッキタイプが流行ったら採用する価値がありそうです。ただし、メタモンのHPは40です。

・アップリュー、タルップル

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 実はインテレオンに入れていたことがありました。理由はHP70のジラーチなどベンチ狙撃の60ダメージが回収ネットなどによって無駄にされたくなかったのと、エネルギーをトラッシュする術があったので入れましたが、ジグザグマでよかったです。これもまた何度も進化できないと効果はあまりないでしょう。ちゃめっけのピクシーなんかもそうです。やはり何度も出したいですね。

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 これ強そうですよね笑笑

・ガラルバリコオル

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 昔こういうカードを使っていたので、環境によっては必要かもしれません。水なら特殊エネルギーもでましたが、タイプの指定が無いのはグッドすぎます。

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・チラチーノ

シルヴァディと同じような理由です。

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 他にも面白いカードがたくさんあるのですが、暇な時に足して行こうと思います。

おわりに

 ここまで読んでくださりありがとうございます。最後に言いたいことはこのような初見殺しデッキは当たり前ですが、初見殺しをしなくてはいけないので、他のデッキの何倍も本番まで出回ることはありません。自分も受験勉強に専念する前は、トレーナーズリーグ等でこのラフレシアを使って初見殺しをしていました。タッグチームも出たてでしたから笑

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読んでくださった皆さんにとっては懐かしいカードかもしれません。このようなカードはプレイングに自信のない自分を何度も助けてくれました。CL横浜でどのようなデッキが見れるか楽しみです!

それでは^_^

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