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4つ打ちは心地よく僕たちを揺らす

4つ打ちって、なんでこんなに心地いいんだろう。

ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ と等間隔のリズムで鳴らされる音。ダンスミュージックでよくあるやつだ。

音に合わせて身体を揺らしたり踊ったり。音楽を楽しむ上での真骨頂が4つ打ちだと思う。

ただ同じ音が同じ間隔で鳴っているわけじゃない。4つ打ちにもレパートリーがある。

たとえば、Perfumeの『Spring of Life』は爽やかで軽快な音色が特徴だ。

同じくPerfumeの『STORY』はぜんぜん違う。ズーンズーンと重低音が鳴り響く力強いサウンドに圧倒される。

同じリズムでも、いろんな音色で特徴を出している。そこが面白い。

4つ打ちの音だけ取り出してずっと聴いていたいと思っていた時期もあった。僕が4つ打ち楽曲を狂ったように掘っていた頃だ。

今思うと、DTMをやっていたら4つ打ちだけで延々と聴くことができたのだろう(最近DTMに挑戦したけど、アプリの使い方の段階で挫折した)

Spring of Lifeにはアルバム『LEVEL3』用のアルバムミックスがある。

おおきなアレンジでガラッと印象が変わるのだが、最高なのがイントロでここは4つ打ちのターンですよ!と言わんばかりに鳴っているのだ!

僕はありがとうという気持ちになった。中田ヤスタカはやっぱりわかっている。この曲のミソは4つ打ちだよねって、意思疎通ができた気がした。

どの曲も、リミックスになると4つ打ちがグンと前に出てくることが多いように思う。踊ろうぜ!ってコンセプトが全開になるからかな?

とまぁ、4つ打ち大好きな僕がPerfumeやダンスミュージックにハマるのは自然の流れだった。

ちょっと前にEDMが流行っていた。ゴリゴリのシンセにドスドスの4つ打ち。

僕はたまらんッ!と聴き漁っていたのだけど、世間ではブームが過ぎ、今はだいぶ落ち着いているようだ。

また、4つ打ちがドスドス鳴るようなジャンルが流行らないかなぁ…?

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